ジャズを見る アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

 リアルタイムでは 音源でしか触れる事ができなかったものが 今や動画で見る事ができる
そんな中で YouTubeで配信されているのを観た
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの動画 
1982年 ワルシャワでのライブだ
学生時代 フリージャズにはまり その中でも好きだったのが アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
トランペット  レスター・ポウイ―
サックス    ロスコー・ミッチェル
        ジョゼフ・ジャーマン
ドラム     ドン・モイエ
ベース     マラカイ・フェーバース

記憶だけで記しても それなりに覚えている
間違っていたら ごめんなさい
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ(AEOC)の音楽は 一言では説明がつかないんだが 鈴とか カウベルみたいなやつ とかクラクション(パプッっていうやつ)とかサイレンとか名前がわからないやつなど 何種類もの楽器?で混沌とした場が作られ その中から メロディーが立ち現れたかと思うと混沌に帰っていく
ジャズらしくソロのリレーもある
ぶりぶりでゴリゴリのフリージャズ演奏も楽しめる
しっとりとした ジャズナンバー(このライブの最後の演奏は ミンガスだったような)
も演奏される
メンバーのうち3人は 顔にメイクをしていて 民族衣装っぽいのを着ている
トランペットのレスター・ポウイは 医者が着るような白衣を着ている 他のメンバーが演奏している間 踊ってたり トランペットで合いの手を入れたりと 変幻自在に立ち回っている
サックスのふたりも サックスの演奏がなくても何かをやっているが 吹き始めると 硬派のブリブリ演奏で 心が和む
攻撃のない時は 献身的に守備に回る 運動量の多いサッカー選手のように 
ジョゼフ・ジャーマンなんかは 足に多量の鈴までつけて 少しでも貢献しようとしているようだ 静かな演奏のときは 動けんだろう
ドラムのドン・モイエは タイトでパワフル小動物っぽい顔のメイクがかわいい
そして 何といっても今回1番はまったのが ベースのマラカイ・フェーバース
ばんばひろふみがバカ殿のメイクをした感じのメークで 独特の仕草でベースを弾きまくる姿が愛らしい
思わず魅入ってしまった
後で 他のライブもチェックしてみたが 顔のメイクが違っていて これも楽しい
レコード(で何枚か持っている)ではわからなかったビジュアルで 色々な発見があった



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