水民マガジン 水泳 前輪駆動と後輪駆動

ジム・モンゴメリーは 世界で初めて モントリオール・オリンピックにおいて 100m自由形の50秒の壁を破り 49.99で 金メダリストになった
わたしなんかは あと 1/100秒で50秒が切れなかったかも知れなかった ということに驚くんだが 
彼は 8ビートのキックを駆使し 『人間魚雷』と言われた と ウィキにはある

因みに わたしは ジム・モンゴメリーを生で見 損ねた く~
わたしが 某大手スポーツクラブに入社し 新入社員だった頃 代々木で 第一回の世界マスターズが開かれる というので エントリーをした
その時に ジム・モンゴメリーも来る ということだった
ところが 選手クラスを任され 同じプロックの上司に 同じ日に 選手の大会があるので それに選手を出場させて 引率せよ とのお達しである
新入社員で 右も左もわからないものとしては 涙を飲んで従うしかない
モンゴメリーの件も残念だが エントリー代の5000円 返してくれ〜

そんな ジムだが(気安いぞ)1976年の時点 つまり 終戦から31年で アメリカの選手に『人間魚雷』って 凄いなあ
まあ 子どもの頃(終戦にもっと近い頃)『原爆落とし』とか プロレスで 普通にやっていたので 昔は 大らかだったと言うか何と言うか
それから 8ビートって どうなんだろうか?
キックの効果の1つが 角運動量の相殺 という事で考えるなら ストロークとのタイミングに どう折り合いをつけるのだろうか?

細かいツッコミはこのぐらいにして こうした情報から察するに おそらく 彼の泳ぎは 後輪駆動 つまり 上体を持ち上げ キックを強く打って モーター・ボートのように 泳いだのであろう事が 推察される

今でも 多くの水泳コーチが キック練習を重視する

一方 水の中に レールが2本 肩の幅で延びている とイメージする
レールにグリップしながら しっかりと伸びて 前重心で泳ぐ
これは 前輪駆動である
最近のトレンドは こっちにあるような気がする


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