転職するなら知っておくべき年収のあげ方

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こんにちは!
採用会議の高尾です!

今回は転職を考えている方に知っておいていただきたい年収のあげ方、仕組みについて解説していきます。

なお、入社した後の年収のあげ方は個人によるので割愛させていただき、「転職」時と限定させていただきます。

まず、年収についてですが、転職の目的が「福利厚生」や「残業を少なくする」「やりがいのある仕事がしたい」であったとしても、「年収」の問題は必ずついて回ります。

それはなぜか、、、??

お金があるということは、日常の「あらゆるストレス」を防ぐからです。<物欲の我慢は典型的な例ですが、自分だけならまだしも「自分以外の身近な関係の人(家族や恋人が)」に我慢をさせていると思うと、日常的にストレスを感じてしまいます。

そうならないように転職する際に年収の仕組みを知っておくことは必須だといえるでしょう。

では、結論転職する際の年収の決まり方は《業界》です!

これでほとんどの年収の平均と上がり幅が決まります。
業界での年収の決まりは、以下の2つの要素で決まります。

①利益率
利益率が高い業界は低い業界と比較して、年収が高い傾向にあります。わかりやすくいうと、平均年収トップのM&Aコンサルティングとアパレル業界です。コンサルティング業界は、原価が販売管理費くらいなので、日本M&Aセンターでは、利益率が30%以上あり、野村総合研究所では10%以上あります。またアパレル業界では、ファーストリテイリング(ユニクロ)は優れたビジネスモデルで利益率が7%ですが、アパレル大手ユナイテッドアローズは4%、オンワードHDは2%です。このように利益率を見れば、年収の最大値がわかります。


②一人当たりの生産性の高さ
一人当たりの生産性(売り上げ)が高いほど、年収は高くなります。生産性は「売上÷従業員」で算出します。売上が高くても、従業員が多ければ、それだけ販売管理費がかさむので、生産性が低くなります。ですので、一般に、利益率が低い小売は対面販売と店舗の運営に従業員がある程度必要なので、年収がどうしても低くなります。また人材業界も同じで、販売するものの単価はそこまで低くありませんが、どうしても人海戦術で従業員が多くなりがちなので年収はそこまで上がりません。

以下に2020年版 業種別 モデル年収平均ランキング(マイナビ調べ)を貼り付けますのでよければ参考までに。

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/02

また転職する際にもうひとつ知っておいたほうがいいことがあります。上記で年収は仕組みを解説しましたが、転職してすぐは年収は下がる可能性が高いです。新規事業の立ち上げや役員クラスでの引き抜きなどは例外ですが、それ以外は下がると思っておいたほうが無難です。

理由は、別の記事でも少し触れましたが、現階会社での年収は「社内でのリソース(人脈、制度等)」×「スキル」で決まり、転職で社内でのリソースがなくなっても同じ成果を出せるかなど、誰にもわからないからです。逆にいえば、社内でのリソースがあったから成果を出せた可能性もあります。ですので、初めは年収をそこまで高く提示できないが採用する側の本音ですね。

ここまで仕組みをお話しました。中には転職について希望が薄まった方や転職しないという意思決定をされた方もいらっしゃるかもしれません。僕自身、1度目の転職はアパレル業界から人材業界だったため年収はあがりました。

ここまで年収のことに触れてきましたが、個人的には年収だけを理由に転職することはあまりおすすめしません。周りでも同じように転職する方は多かったですが、70%以上の方が半年以内に辞めています。

年収だけでは仕事は作業になってしまいますし、しんどいことがあると年収を理由にまた転職しようという思考になってしまうからです。僕も以前は年収しか見ていませんでしたが、今は「向いている仕事」「苦痛ではない仕事」この2つを軸に仕事をしています。「苦痛ではない仕事≒好きな仕事」だと思っていて、好きな仕事を見つけるのは難しく時間がかかりますが、苦痛ではない仕事(ストレスなく継続できる)ならそこまで難しくないと思っています。

もし転職に迷われたり、自分の向き、不向きがわからなければご相談ください。案外自分のことは自分よりも他者のほうがわかっているものです。

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今回記事に記載した制度等の仕組みづくりや採用に関するお悩みを一緒に解決していきたいとおもいます。

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