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幸運の前兆といわれる「ハグロトンボ」

私の職場の近くに「霧島つつじ」が植えてある一画があります。

近くの用水路に、八月中頃から一頭の「ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)」が、フワリフワリと飛んでいました。

小さい頃は、カラフルで可愛い「イトトンボ」はよく見たのですが、黒いトンボはほとんど見かけることはありませんでした。ハグロトンボの飛びかたをよく見ていると、パタパタとした仕草に可愛さを感じます。

日本では昔から、黒いトンボは縁起が良いと言われています。「ご先祖様の化身」とか「神様の使い」として大切にされてきたようですね。

一般的に「黒色」と言えば、あまりポジティブなイメージはありません。たとえばエドガー・アラン・ポーの「黒猫」のような不気味さ、不吉さを、わたしは連想してしまいます。でも、ハグロトンボが地面や葉にとどまっている時の、羽をゆったりと開いたり閉じたりする様子というのは愛らしく感じますね。

スマホで写真を撮ろうと、何度もチャレンジしたのですが、強く弱く吹く予測不能な風の息のために、なかなかピントの合った写真が撮れませんでした。

今度、再び出会ったら、可愛い写真をぜひ撮ってみたいですね。


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