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昨日の自分と比べよう(大切にしていること その5)

子供が小学校の2年生の頃。
担任の先生が産休に入り、若い男性の先生にお世話になりました。

正直なところ「若くて大丈夫かな…,」という、偏見の目で見てしまいました。

当時百ます計算が全盛期で、算数では毎日一枚持って帰りました。
縦横に数字がランダムに並び、➕、➖、✖️、➗の答えを求めるという問題で、タイムを測る課題です。

我が子から聞いた先生の言葉は、私の子育てに大きく影響しました。

隣の人と比べたり友達と比べて、喜んだり悔しく思ったりする事はない!
昨日の自分と比べて、どうなのか。そこが大切なんだよ。」

それまで、他の子と比べて一喜一憂し、自分の子育てに自信を無くし落ち込む日も、たくさんありました。
「どうして我が子はみんなと同じにできないのか」とか、「どうしたら人並みにできるのか」とか。

周りに合わせて、列からはみ出さない様に。
そんな事を考えているから、子どものペース、子どもなりに成長していることに、気づいてあげられなかったと、後になり申し訳なく思いました。

昨日の自分と比べて、1秒でも速くなっていたらすごい👍

それからは、どんな事でも「昨日の我が子」が基準になりました。そして子育ても楽になり、楽しむ余裕が出ました。


この文章を書いていて、気がついたことがあります。
子どもの成長は、「昨日と比べて」できることが増えるけど、これからの私の成長は「できなくなる事を受け入れる」事なんだと。

「老いることの成長とは、できないことを受け入れて、愉しむこと」なんだと、何かで知りました。(何か、がわからない時点で、そういうことですよね😆)

どんなことも愉しめる、そんな先輩でありたいな😊👍

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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