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ぶどう品種から選ぶワイン-赤ワイン編⭐️60歳から始める「カッコイイおじさん」になるための教養#11

ワインの選び方
お店でワインを選ぶ時、どんな風に選んだらいいか、また好みの味がどうか、わかりませんよね
そんな時に、役立つのが、ぶどう品種から選ぶやり方です。

葡萄品種:基本のキ
白ワインの
シャルドネ,ソービニヨン・ブラン、リースリングの3種類
に続いて、赤ワイン用です。
渡辺順子さんの「教養としてのワイン」などを参考にさせていただいてます。

赤ワインに使うブドウ品種
1 カベルネ・ソービニヨン
 世界のほぼ全てのワイン産地で栽培されている品種。
渋味(「タンニン」と言います)が豊富。若い時はアルコール度数が高く、濃厚・しっかりした骨格。熟成すると、シルキーな香味になります。
2 ピノ・ノワール
 日本人が、とても好きな品種です。ベリー系の果実味、酸味が特徴的。あのロマネ・コンティの品種。他の品種とは混ぜない、いつも単一品種で作られます。ちなみに、和食にあうワインです。
3 シラー(ズ)
 スパイシーで濃厚な香味です。しっかりした骨格があります。フランスではシラーと呼ばれ、オーストラリアではシラーズと呼ばれています。
 名前の様に、変幻自在なぶどうー時には洗練、時にはパワフルーと言われてますー「10種のぶどうでわかるワイン」日本ソムリエ協会副会長・石田 博氏著より
4 メルロ
 
世界中で栽培されています。カベルネ・ソービニヨンと比べると、渋味・タンニン、酸味が柔らかで、もっとブルーベリーの濃縮感が出てフルーティな感じです。
5 日本の品種 マスカットベーリーA 
 日本のぶどう品種。赤い小さな果実、キャンディ、綿菓子の様な香り。タンニンは弱く、酸味はほどほど。私の先生は「ファンタ・グレープ」の香りと言ってました。1927・昭和2年、新潟で川上善兵衛さんが作ってくれました。和食にぴったりです。
・2013年・OIV -国際ブドウ・ワイン機構登録品種

◎まとめ:ブドウの品種特性
香味がハッキリ(軽い香味)
 :ピノ・ノワール、マスカットベーリーA
香味がシルキー(重い香味)
 :カベルネ・ソービニヨン、メルロ、シラー

飲みたいワインは、品種特性から選ぶのが簡単・間違いありません。
お試しください。

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