ChatGPTよりも賢いって噂の「Claude3」を使ってみた。もちろんAPIも利用してみたので、使い方をまとめてみる
ChatGPTよりも賢い⁉️って噂になっているClaude3をちょっと試しに使ってみた。本当にChatGPTを凌ぐ性能をお持ちなのか。ちなみにChatGPTは月額課金しているので最新版を利用中です。✌️CopilotやGeminiも愛用中です。色々と得意分野が違うので、使い分けていたりしますね。
まず気になるのは、Claude3って何て読む❓
正解は、クロード(Claude)です🙃
Claude3(クロード3)を使う前に必要な登録方法
①https://www.anthropic.com/news/claude-3-family にアクセス
②「Try Claude3」をクリック
③ 「Try Claude」をクリック
④ googleアカウントでログイン
⑤ 日本を選択し、携帯の電話番号を入力
⑥ 入力した電話番号にSMSに認証の番号が届くので番号を入力する
⑦ FirstName LastName を入力
Claude3のトップ画面が表示されます。
Claude(クロード)とは
Claude 3は、Anthropic社が開発した最新の大規模言語モデルで、GPT-4を超える性能と高い安全性を兼ね備えているらしいです。
主な特徴は次の通り
学術ベンチマークで同等以上の性能: GPT-4より高い性能を持つ❗️
最大20万文字の入力を受け付け可能: 長いテキストの入力が可能❗️
3つの異なるモデル構成: Claude 3は以下の3つのバリアントが存在
Haiku: 安価でコスト効率に優れているモデル
Sonnet: コストと性能をバランスさせたモデル
Opus: 高価なものの、最も高性能なモデル
安全性と信頼性を重視した設計: ユーザーのプライバシーとセキュリティに配慮
他にもまだまだ特徴があり、Claude 3は、画像と文章の同時処理や多言語対応も可能で、日本語にも対応。また、20万トークンまでのテキスト長に対応して効率的に処理することができます。
Claude 3はウェブ版とAPI版の2つの形式で提供されています。
ウェブ版では直接ウェブブラウザを通じて利用できます。
API版では開発者が自分のアプリケーションやサービスに組み込むことができます。ただし、利用には一部課金が必要となる場合がありますので、各プラットフォームの利用規約や料金情報の確認が必要です。
Claude3(クロード3)の使い方(初級)
初級「今日の東京の天気」を聞いてみます🖐️
最新の情報を検索して回答してくれるようです。
日本語にもバッチリ対応しています。(ただし、基本画面などは英語表記です。どうしても日本語が必要な方は、ブラウザの日本語翻訳をするとざっくりと内容が理解できると思います⭕️
画像を添付すると画像に関する情報を教えてくれることもできます✌️
Claude3は無料で利用することができますが、最上位モデルClaude3 Opusは、有料で利用することができます✌️
Claude3 Opusの利用方法
Claude3 Opusの利用料金は、$20です。
登録方法は、
① 右上の「アイコン」をクリック
② メニューの一番上の「Subscribe to Pro」をクリック
$20/month + tax を支払うためにクレジットカードかGooglePayの登録を行うとClude3 Proを利用することができます✌️
登録をするとCluade3 Proを利用することができるようになります✌️
Claude3をAPIで利用する方法
ChatGPT同様に、Claude3 のAPIを利用することができます。
無料では利用できないので、利用前に従量課金であることを確認しておきましょう。
気になる従量課金の料金は以下の通りです。(※最新の状況はclaudeのホームページで確認してください)
モデル input料金 (100万talken) output料金 (100万talken)
Claude 3 Opus $15 USD $75 USD
Claude 3 Sonnet $3 USD $15 USD
Claude 3 Haiku $0.25 USD $1.25 USD
① https://www.anthropic.com/claude にアクセスする
② 「Get API Access」をクリック
サインアップの画面が開きます。Googleアカウントを利用してログインする場合は、
① 「Continue with Google」をクリック
Googleのポップアップの指示に従い、進めると簡単に登録することができます✌️
次の画面で以下の内容を入力します。
組織名(Organization name)
業種(industry)※ 任意
サイト名(WebSite)※ 任意
登録を進めます。
初回は、$5分のfree creditsがもらえるので、試してから有料プランを使うか検討できます。
電話番号を入力すると$5のfree creditsがもらえます✌️
① アメリカのマークを日本に変更
②電話番号を入力
すると6桁のコードがSMSで届くので認証を行います。
有効期限が14日なので、検証するなら14日間の間で行う必要があるので注意が必要です。
個人で利用する分には、登録は簡単ですね。会社などで利用する場合は、携帯番号がキーになるサービスなので、会社毎の方針に従ってください。
多分、会社用のアカウントにご自身の携帯番号を登録してしまうと、個人でClaude3を利用する場合に登録ができないかもしれません。(試してないのでわかりません。)
Claude3 基本機能の確認
まず、上から順番にクリックして、機能の確認
①「Sart Prompting with Claude」をクリック
Playgroundの画面が表示されました。
モデルを選択して、プロンプトを試して、GetCodeでコードが取得できる画面です。ChatGPTのplaygroudeとは、メニューの配置が左右逆なんですね。
(この画面の利用方法については、今回は割愛)
② Dashboadから「Invite Collaborators」をクリック
他の人を招待して、チームで利用することができたり、Billing(決済)やUsage(利用状況)が把握できるメニューが揃っています。
このあたりもChatGPTなどを利用しているユーザーであれば、導入は簡単そうですね✌️
Claude3 APIの使い方(pythonプログラム)
登録が終わったので、簡単なプログラムを書いて、apiを使ってみましょう✌️
ChatGPTなどのAPIを利用と同じ感じなのでしょうか・・・
とにかく、事実のみを記載するnoteなので、実践した内容を記載します✌️
兎にも角にもKeyの取得ですね
① 「Get API Keys」をクリック
次に画面が開くので
②「Create Key」をクリック
keyにわかりやすい名前をつけて、API Keyを作成します。作成したAPI Keyは外部に漏れないように管理しましょう
③ Name yore key のフォームにkeyの名前を入力する
④ 「Create Key」をクリック
APIのキーが取得できました!
早速、APIを利用してみましょう!
Workbenchを利用して簡単なプロンプトを書いてみます。
プロンプトは「あなたは生成AIの研究者です。Claude3の特徴を簡潔に3000文字以内でまとめて説明してください。」と非常にシンプルなものです。
そして
①「Get Code」をクリックします
実際のコードに、my_api_keyを入力して自身のpython環境で動かすことができます。
import anthropic
client = anthropic.Anthropic(
# defaults to os.environ.get("ANTHROPIC_API_KEY")
api_key="my_api_key",
)
message = client.messages.create(
model="claude-3-opus-20240229",
max_tokens=4000,
temperature=0.2,
messages=[
{
"role": "user",
"content": [
{
"type": "text",
"text": "あなたは生成AIの研究者です。Claude3の特徴を簡潔に3000文字以内でまとめて説明してください。"
}
]
}
]
)
print(message.content)
今回は、使ってみたところまで。