見出し画像

現役最年長Fリーガー金山友紀選手と歩んだ20年間の島根県のフットサル②

島根県サッカー協会に携わるようになり、20年目に突入しました。

ボランティアとしての関りでしたが、出会いや別れ、多くの思い出と学びを経験させていただきました。島根県サッカー協会を通じた、これまでの記録と思い出を、ここnoteに全8回に渡って綴ります。

2回目となる今回は、島根県サッカー協会との出会いの話しです。

中国大会での敗北が、私にもたらしたもの

2003年、第8回全日本フットサル選手権の島根県大会で優勝した私たち。喜んだのも束の間、中国大会初戦にて山口県代表に大敗。このとき、監督としての私は、かなり気持ちが落ちてしまいました。
『どれくらい頑張れば追いつけるのだろう』それくらいの差を感じました。

しかし、気持ちが落ちているのは試合で活躍を果たした仲間も同じです。そうこう考えていると『もっとチームを強くしたい』『もう少し知識を得て実践練習につなげれば、全国大会も夢ではないのかも…』そうした気持ちが、私の中に生じ始めました。

そこからは、指導者としてチームを強くするためにフットサル関連の情報収集をはじめます。当時はSNSも主流ではなく、今ほどの情報発信も盛んではありませんでした。とにかく『何か情報の尻尾を掴みたい』といったような気持ちで、インターネットの中を彷徨うようになりました。すると『一般社団法人島根県サッカー協会』というものに辿り着きます。

一般社団法人 島根県サッカー協会とは…

一般社団法人 サッカー協会とは(※以下『島根県サッカー協会』)、日本サッカー協会の所属団体として、島根県松江市に拠点を置く一般社団法人のひとつです。日本サッカー協会の所属団体のひとつとして、島根県のサッカーの普及や発展に注力します。サッカーを通して、県民の親睦や心身の健全な発達に努めています。

島根県サッカー協会に応募!県フットサル委員会、浜田支部委員長に!

島根県サッカー協会について詳しく調べていると、フットサルのプロジェクトチーム立ち上げのサポートをしてくれる人員を募集しているといった情報を見つけました。内容は、フットサルを島根県内に普及し広めることを目的としたもので、島根県サッカー協会外部からの一般公募がかけられていたのです。

なんとか自分たちのチームを強くするための情報を手にしたいと思っていた私です。ここに、加入すれば『何かフットサルについての情報を得ることができるのではないか』と考え手を挙げました。

実際のところ、このときの島根県サッカー協会が公募している目的となる『島根県内のフットサル普及』といった目的と、私の『チームを強くしたい』と言う考えは大きくずれていたことでしょう。しかし兎に角、チームのことを考えて持ちが前のめりになっていた私です。公募に対して、すぐさま手を挙げました。そして、なぜかスムーズに審査通過して島根県の浜田市・江津市・大田市を統括する担当者として、島根県サッカー協会 浜田支部フットサル委員会の委員長となりました。

実際には、何人かの候補者の中から選ばれるのかと思っていたのですが違いました。名乗りを挙げたのは、なんと私だけだったようです。

次回は、日本全体のフットサルや浜田市の地域の中でのフットサルの状況を、今後を語る上で簡単にお伝えしていこうと思います。


頂いたサポートは、人を元気にするために使わせていただきます。