森山大道展に行ってきました
森山大道展、行ってきました。
良かったので、メモがてら走り書きます。
ツイッターで「すごくよかった」と言ってたので行ってみることに。前職のボスが森山大道のはなしをしてたのを思い出しました。
印象。森山大道がどんな人で、なんで写真を撮ってこうして人に発表してるのかなぁとすごく気になりました。
展示は東京がテーマで、なんだか暗く、分かりやすく言えばどれも映える写真ではなかったです。
暗いっていうのは、下を向いて歩いてるサラリーマン、道で寝てる酔い潰れた人、明け方に一人で路地を歩く風俗嬢、廃墟、コーヒーチェーンで机に突っ伏し寝てる人、空は快晴で背景の緑も綺麗なのに、そこに写ってる女性の後ろ姿はなんとなく寂しそうでした。
ちょっと話がそれるっすけど、僕がいる浅草の和食屋さんの目の前で撮ったであろう写真もあって、テンション上がりました。
あの景色を撮ろうなんて思ったことなかったですけど、作品は地元の人らしきおっちゃんおばちゃんや人力車などが写ってて、めちゃかっこよかったです。
話を戻すと、展示されてる多くの作品中に、3枚だけとても綺麗な写真もありました。青空をバックに写るチューリップの写真なんかすごく、綺麗でした。
汚くて、暗くて、ダサくて、気持ち悪い。
写ってる人たちをみて正直そう思いましたが、自分もその一部だし、これは別に東京に限ったことでもないよなーとも思った。
この前、鈴木敏夫のラジオに出てた写真家の人が、いまの写真はどうなってるか聞かれて「平均的になってる。原因はSNS。」と言ってたのを思い出しましたが、少なくとも森山大道は当てはまらないなと思いました。
正直彼については経歴を軽く読んだだけで、彼がどんな人で、なにをしてきた人なのか知らないんですけどね。
でも今回の展示で知りたくなったので調べてみようと思います。
行って良かったです。
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