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商売っ気がない、俺のバイト先

僕のバイト先には、商売っ気がない。

まず、挨拶が「いらっしゃいませ」ではなく、「こんばんは」

店の都合でお客さんに席を移動してもらった時に、おすすめの日本酒を一杯サービス。

「ここってバーでしたっけ?」「いえ、違います。バーは隣のお店です。」と間違えて入ってきたお客さんに違う店を勧める。

そんな人たちがいるバイト先はじぶんの理想に近いものがあって、オーナー・店長の人柄、店の雰囲気にすごく惹かれてるわけです。

そしてその雰囲気を作っているのは、お店の方たちの「価値の置きどころ」かなと思っています。

あの方たちは「儲け」ではなく「人との出会い」に価値を感じているんだろうなあ...と。

「なぜ商売をするのか?」という問いは「じぶんは何に価値を感じるか?」を明確にすることと同じだと思います。

そこを明確にしていると自信が湧いて迷いがなくなり、しっかりと地に足をつけて毎日働けるんだろうなとも感じる。

全体的な印象としては「商売っ気がないのに、商売をしている」ということです。

なぜそう感じるのかというと、お店の人たちは「見返りを求めず、親切をする」という姿勢が一貫しているからだと思います。

言葉にすると、小学校の道徳の授業で黒板に黄色のチョークで書かれていそうな基本的なことだと思いますが、僕はなかなかこれができない。

だから、尊敬できるし、そんな人になりたいなあと強く思います。

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