「土耳古の光」ちいさな写真展
「土耳古の光」
ぼくが、土耳古【トルコ】という国を初めて意識したのは、妻であるまなみが9年前、トルコを旅したときに撮った写真がきっかけになる。
その写真は、ISO1600の35mmフィルムで撮られていて、粒子が荒々しく残り、シャドー部はどっぷりと暗く、明るいところはめちゃくちゃに飛ばしまくるというハイコントラストでパンキッシュなモノクロ写真だった。被写体は人物、とくに子どもが多く、続いて動物、家族、風景といったものが多く、旅写真のテーマとしては、ありふれた対象ではある。