腹のすわった人

時は１８６７年
日本は幕末
激動の最中、
パリ万国博覧会が
フランスにて
行われました。

すでに工業化を果たし。

飛躍的に国力を高めた
世界最先端の国々が
ひしめき合う中に、
日本からも派遣団が
出されました。

ちょんまげ
はかま姿で
腰には長い刃物を
携えた東洋の奇妙な

「さむらい」たち。

きっと
欧米先進国の
人々には
「へんてこ」
に見えたことでしょう。

辺境の田舎国と
バカにされても
おかしくなかった
かもしれません。

ところが！

むしろその奇妙な
「さむらいたちの姿」
は尊敬と絶賛を
受けたそうです！

それはなぜなのか？

理由は簡単。

【腹がすわっていたから！】

ヘンテコな格好で
周りからは
奇異の目で見られる。

ところが、
普段から
命のやり取りを
している日本の
「さむらい」たち。

そんな程度は
「ヘ」でも
ありません。

パリの街を
ちょんまげ、はかま、
刀を腰に下げて
「堂々と歩いた！」
そうです。

その立ち姿
振る舞いをみて
さすがに最先端の国々
を代表する賢い人たち。

「遠い異国の地に来て
　あんなに堂々と
　してられるとは
　ただ者ではない！」

と一発で
見抜いたそうです。

それが
「さむらい」たち
に対する尊敬と畏敬
の念として記録に
残っているのです。

さて、
この歴史的事実
を知ってあなたは
どう感じますか？

思えば昨今。

政治家などが
記者に突っ込まれて
いらんことまで
言ってしまったり、
怒ってしまったり。

外から客観的に聞けば
本当にどうでもいいこと
で夫婦や兄弟や
恋人、友達たち
がケンカしていたり。

メディアからの
刺激的で恐怖を煽る
ような報道で
簡単に踊らされたり。

現代の日本では
そんな

「浮き足立った」

人ばかりが
目立ちませんか！？

あなたの周りにも
いますよね？

いらん言い訳
ばかりしたり、
何かにつけて
キレたり凹んだりする
ザコキャラの一人や二人。（笑）

実はこれ

「さむらい」
のように

【腹がすわる】

と全て解決する！

ということが
科学的に
わかってきています。

では

【腹がすわる】

とはどういうことなのか？

それすなわち

【自律神経が安定する】

ということなのです。

別に命のやりとり
をしなくても、
現代に生きる僕たちは

【腹がすわった人】

になることは可能です！

しかも！

音楽、特に
アドリブセッション
を使うと！！

その成長過程を
常に笑顔で楽しみながら
多くの仲間たちと一緒に
進化していけるのです！

逆に言うと、
一人で

【腹のすわった人】

になるのは至難の技です。

その理由と
自律神経を安定させる
具体的な方法は
こちらの音声で
まとめておきました。

お年玉としてプレゼント
しますので、
遠慮なく
受け取ってください！

━━━━━━━━━━━━━
「ラジオ」
【ピンチに強い人になる方法】
～緊張をミカタにする4つのコツ～
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=24795
━━━━━━━━━━━━━

そして！

２０２０年は
音楽を通してさらに

【腹のすわったひと】

に自分を含めた
音楽仲間全員で
成長していこう！

というのが、
僕的新年の抱負です。

実は１２月３０日は
毎年セッションライブを
開催しているのですが。

いつからか

・練習なしのぶっつけ本番！

・プレイヤーは完全アドリブのみ！

・スタンディングで
　３００人規模の
　高い本格的ステージ
　にバンドであがる！

という方式が定着しました。

やはり参加者の方は
前日、当日と緊張されます。

普段プロとして
演奏活動をされている人
でさえ、この条件だと
緊張するそうです。

ところが！！

いざ本番をやってみると

「アドリブの方が
　本当にライブを
　楽しめることがわかった！」

とか、

「去年より客席が
　いい意味で
　せまく感じれた！」

とか、

「ステージ上で
　音の会話を楽しむと
　なぜか自由を感じた！」

などなどの
嬉しい感想を
たくさんいただけます！
参加者のみなさんには
本当に感謝しかない！！

心から
ありがとうございます！！！

そして、
冷静になって
振り返ってみると
このライブの
過程そのものが
メンバー全員の

【自律神経を
　安定させる訓練】

になっているんだなぁ！
と改めて感じました。

ますます
自分のやろうと
していることが
関わっていただける
みなさまの幸せに
直結しているのだ！

と、自信を持ちつつ
身の引き締まる思いです。

２０１９年に
僕と出会ってくれた
全てのみなさまに
心より感謝を！

そして、
２０２０年も
是非とも一緒に
人生単位で

【ガツンとグルーヴ
　していきましょう！】

良いお年を！！

セッションインストラクター
斉藤彰広