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白鳥はどこに飛んでいくのか?

念願だった、冬の「下池」に行くことができました。
昨年の秋に初めてお邪魔して、感動したのです。

とてもたくさんの鳥たちが憩っていた。
人も。

その多様な感じ、集って和んでいる感じに心打たれたように感じます。

ラムサール条約登録湿地「大山下池」
山形県で唯一のラムサール条約湿地(確か)

農業用に人工的に作った「ため池」に、
こんなに鳥が集まるのは何故だろう?  

山(森)と接している池だからじゃないか、
と私は思う。

川と森の境界
森と草原の境界

境界は生き物の住処が沢山あり、食べ物となる小さい生物も沢山いる。

パーマカルチャーでは、そういう場所をエッジと呼んでいる。

エッジ面白い。探求したい。

池がほとんど凍っているので、
白鳥は、池の凍っていない隅っこにたむろしていた。

賑やかに皆で鳴いてる。
そして、飛び立つ。
どこに向かうのだろうか?

観察していると、
飛び立つ前の鳴き声と、
ただ、池でたむろしている時の鳴き声は、
違う気がした。

だから、
「あ、そろそろ飛び立つかな?」
と感じる。
 

奥に見えるのは、鳥の観察小屋。
白鳥は、飛び立って、まっすぐ東側(海と反対側)に行く子達と、一度、時計回りに回ってから行く子達の二種類がいた。

空だったら、どこを飛んでも良いような気がするけれど、白鳥の通る道があるようにも感じる。
風のとおり道だろうか?

そして、
一羽では飛ばない。
すくなくとも、ニ羽一緒に飛んでいるようだった。

どこに向かうのだろうか? 
気になる。

下池を後にして、酒田市方面(北方面)に車を走らせたが、田んぼには雪が積もっていて白鳥は、いなかった。

最上川河口にもほとんど居ないように見えた。

河川敷に木などが茂っている川(三川町の赤川か?)には多かったかもしれない。

ううむ。

白鳥は、どこに飛んでいくのだろう?

白鳥や、
たまにすれ違う動物たち(タヌキとかキツネとか)が、どんな暮らしをしているのかを、
私は、あまりにも分かっていないように感じる。

分からなくても生きていけるのかもしれないけれど、同じ地球に暮らしているのに、無関心すぎて、寂しいと感じた。


どなたか、白鳥の暮らしに詳しい方がいらっしゃったら、教えてくださいm(_ _)m