【ことば】 ～人生を左右するかぎ～
「初めに、ことばがあった。
ことばは神とともにあった。
ことばは神であった。」
と
『新約聖書』「ヨハネによる福音書」
の最初に書かれているくらい
ことば
は、パワーを持っていますよね。
「言葉というのは尽きることのない魔法の源じゃ」
とも、
大ベストセラー
ハリーポッターにも出てきます。
言葉は
人を生かすことも逆のこともします。
私は
食べ物は身体よりの栄養で
ことばは心よりの栄養と思います。
※心身は相互に作用しあっているから
「より」と書きました。
子どもの発達段階で
食べ物の栄養状態が改善することで
乳幼児期の免疫が守られるようになり
身体は健康になっているのに
日本の子どもたちの心が
なぜかとても寂しいのは
（世界レベルでみてダントツで寂しい）
子どもたちが持っている語彙数が
年々と減っていっていることにも
一因があるのではと
私はにらんでいます。
それは
授乳時にお母さんが赤ちゃんをあやして
いろいろなことばを話しかけるとき
赤ちゃんはお母さんの口の動きを見て
発音の仕方を学んだりしています。
しかしテレビやスマホの登場で
授乳時のお母さんの目線が
テレビやスマホに向かうようになりました。
ちょっと考えても
赤ちゃんがお母さんに目線を送っても
お母さんがずっとよそを向いていたなら
自分が赤ちゃんならがっかりして
残念な気持ちになります。
さらに
ライフスタイルの変化により
子どものみなさんが
周囲から話しかけられる機会が
減っていることもあるかと存じます。
言葉の数を多く持っていれば持っているほど
人生で魔法を自由に使えると思います。
魔法でなくとも
自分の考えや思いを
言葉に表せるだけで
心が落ち着きますし
周りの人とスムーズな
コミュニケーションも
言葉の数は多いほど上手にできます。
それなので
子どもの身近にいる大人のみなさんが
お子さんたちに
大いに絵本などを読み聞かせて
あげたなら
お子さんの未来が
ものすごくいいことになると思います。
そして読んでいる方も
癒されます。
そして、
思い描いた未来は、
現実になります。
トランスフォーメショナルコーチ®︎
自愛塾カウンセラー・シニアトレーナー
斎藤 哲子
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