見出し画像

nikki 20220712

どうしても焼き鳥が食べたくなって、Uberで注文した。いかんともしがたい食べたさだった。で、せっかくそこそこなお値段の焼き鳥を買ったのだから、ということで近所のコンビニでお酒を買ってきた。かなり久しぶりの飲酒である。前から気になっていたサントリーの翠ジンソーダと、これまたサントリーのクラフト一キューロクのキウイを購入。焼き鳥をつまんで酒をあおりながら、ときメモGS3の実況動画見て大笑いするなどした(結局キウイのほうは開けなかった、私は酒に結構弱い)。
翠ジンソーダはスピリッツ系というよりクラフトビールのような雰囲気で、スパイシーと言えばいいのか、かなり素材の風味があって独特だった。焼き鳥に合っていたかは正直わからない。そもそも、お酒とつまみが「合う」という感覚が希薄かもしれない。
焼き鳥はすこし味が薄く感じた。その分肉の風味は強く出ていて、こっちを楽しめということかな?と思いながら食べた。けれど、個人的にはもっとギンと塩気を感じる方が好みである。なんかおいしくないな~という料理はたいてい塩が足りていない、というのが持論。この人高血圧で死にそう。

最近、『内山昂輝のオドリバ』を購読し始めた。

このnote企画の元である『内山昂輝の1クール!』(ラジオ)はたま~に聴いている。ラジオを毎週聞くという習慣が結局身につかなかった私が、たま~に聴くようになったのは、この番組と、あとは『安住紳一郎の日曜天国』くらいだ。で、『内山昂輝のオドリバ』だが、かなり面白い。
過去に内山昂輝が財布をジップロックに入れていた、というエピソードを他の声優のラジオで聞いたことがあった。どういうこと?と疑問に思ったが特にそれ以上の情報は出ず、あれから数年。いかにして財布をジップロックに入れるに至ったかの経緯が詳細に語られる日が来るとは。人生、生きてみるものである。
その人にとっての普通の日常は、他の人にはものすごく変なものに見える、という雰囲気のことを大学の即興劇の授業で聞いた気がする。エッセイを読んで感じる面白さはまさにこれだな、と思う。『内山昂輝のオドリバ』は、そういう面白さに満ちたコンテンツだ。『リモート収録奮闘記』なんてもう超満ち満ちだ。未知の領域に踏み込んで右往左往しながら、高額な出費と引き換えに高音質へ目覚める人の手記として、そしてコロナ禍における収録形態の変化の記録として、かなり楽しめる記事だ。
今はまだ先のことかとは思うけれど、『内山昂輝のオドリバ』、ぜひ書籍化してほしい。手元に置いておきたいタイプのエッセイである。

昨今、声優は『神』や『推し』といった言葉で神格化されがちだと感じている。そういう売り方をしている場面もよく見かける。そういう現状の中、『内山昂輝のオドリバ』は、彼らも人間なんだなぁと感じられる貴重なコンテンツであるように思う。一読者として、今後の連載も楽しみである。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?