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幸せを感じられる簡単な方法

「幸せになりたい」
「幸せって何?」

と思うことあると思います。

暇な時間があると色々変なこととか、哲学みたいに答えのわからないことを考えてしまうと思うのです。

「幸せになる」と言っても、ディズニーみたいに最後ハッピーエンドになって、その後永遠に幸せな状態が続くのはファンタジーです。

実際には幸せな状態の中にいたとしても、その幸せな感覚は麻痺していきますし、同じ状態がずっと続くことはありません。

他人の自分から見たら羨ましい生活をしているように感じる人でも、実際には精神的に病んでいたり、苦しい気持ちを抱えていたりします。

そう考えると、幸せだと感じることに、現実的な経済力や物質的豊かさはそれほどではないと言えそうです。

幸せについては、海外でも日本でもたくさん研究されているようなので、それを交えながら結論を出したいと思います。

幸せの条件


幸せの条件は、
あれこれと考えたり悩む時間が少ない(ほとんどない)こと
自分に対して肯定的であること
です。

研究ですでに、金銭的な幸せは、
日本では年収800万円ほどで停滞すると言われます。

そして、スラムのような治安のよくない地区で生活している子供と裕福な家庭でエリートとして育った子供たちの追跡調査では、ほとんど一生涯を見て行ったにもかかわらず、その結果は身近な人との交友関係が良好な人ほど幸せであったといいます。(TED TALKで見れます)

そもそも幸せがなんなのかは、結局人の価値観により、さらには数値で測れないような不確定なものに左右されているということが言えるのではないでしょうか。


不幸は分かりやすい


幸せな状態や幸せを実感することは難しいと思いますが、
逆に不幸は分かりやすいと思います。

その分かりやすい不幸な状態を考えると、

  • ずっと悩んでいる

  • 自分の無力感に苛まれている

  • 過去のトラウマに苦しんでいる

  • 未来に不安を感じている

  • 自分が嫌い

  • 自分を殺したい

  • 他人を傷つけたい

etc…かとおもうのです。

不幸な状態がこのような状態であるなら、
幸福な状態は

  • 頭がスッキリしている

  • 自己効力感を感じている

  • 過去を気にしていない

  • 未来に希望がある

  • 自分が好き

  • 生活を楽しみたい

  • 他人を幸せにしたい

だと言えそうです。
概ね当たっているし、こういう状態にある時は毎日楽しいと思います。

子供の頃は本当に心の底からそんなことを思っていたので、間違いなく幸せでした。


分かりやすい幸せ

逆に分かりやすい幸せもあります。

でも、これは幸せな状態というより、一種の興奮状態だと思います。

突然のプロポーズに驚いて喜んだり、
自分には難しいと思っていたことが叶った時に起こるものだと思います。

こういう幸せは一過性のもので、些細なことで凹んだり気分が落ち込んでしまうこともありますよね。

幸せというよりやはり、興奮というのが近い気がしてきます。

幸せというのが状態のことであるならば、一時的なこの幸せは幸せな状態とは言えないと思います。


幸せになれない理由


私はあれこれ悩まないことと、自己肯定感があることを幸せの条件と考えました。

その理由は、不幸な精神状態にある時にはいろんな邪念が湧いてくるし、「これがいいかな、あれがいいかな」と他人の意見や情報に流されるけれども、
「今日1日充実したな〜」と感じる日って、あまり何も考える暇がなかったような気がしているのです。

自分が好きか嫌いかさえ考えてなくて、ただ夢中で遊んでたり、夢中で何かやっていた時や、出かけた先でいろんなものを見てまわりながら楽しんでいた時は本当に充実感を感じるのです。

でも、今は何かしながらも常に頭は別のことを考えていたり、何か考えながら仕事したり、通勤したり、SNSしたり、勉強したりしているように思います。

集中している時間も少ない上に、仕事の隙間時間や1人の時間も常に別のことを考えて悩んでいたりするのだと思います。


2つ目の条件である、自分が好きかどうかという観点で言えば、いろんなものが自分の周りでうまく行っている時には人は自分に対して肯定的になりやすいと思っています。

自分が他人から認められていると感じている時には、自分に対して嬉しく思うでしょう。

ただ、最近は他人からも褒められ、自分でも頑張っていて、その成果も出ているのに、それを誇れもしないし自信もない人が増えているということです。

確かに他人から評価してもらえる自分は素晴らしいかもしれません。他人があなたの何かに尊敬や凄さを感じているからそう思うのでしょうし、憧れたり、教わりたいと思うのでしょう。

でも、自分はその自分にどう思っているかというと、他の人を見て焦っていたり、もっと頑張らなければと苦しくなっていたり、私って本当にダメと思っていたりするわけです。

実際には他者からの評価に関係なく自分のことをジャッジする習慣が根付いてしまっているということだと思います。


幸せになるのは簡単かもしれない


幸せになるための方法を箇条書きにしておきます。

  • 自分の不安や迷いや自分の嫌いなところを言語化する

  • 具体的にそれらについてどうすれば解決できるか考える

  • それの解決につながる行動をする

  • 自分がこうありたいと思うイメージを言葉にする

  • その言葉をアファーメーションする

  • 自分を否定しそうになったら取り消す


簡単に言えば、
嫌いなところが本気であるなら、それを解決する行動をすること
自分の悪いイメージを変える言葉を使うこと
それだけです。

本当にありきたりな回答なのかもしれません。

今の情報の多い社会にいると、誰かが答えを持っているのではないかと探したり、考えたりすることが多くなってしまって、行動が考えることに対して追いついてないのだと思います。

ほとんどの人が農業していた時代に、農業しながらめちゃめちゃあれこれ考えていた人もいないと思いますし、誰に聞いたところで情報がないことの方がほとんどでしょうから、誰かの情報が入ってくることを当てに考えたりしませんよね。

脳科学でも日本人は頭がいい上に不安になりやすい遺伝子があることも影響して頭で考えすぎる傾向にあると言われているようです。

それを考慮すれば、必要以上に脳や情報に頼ることを諦めてやってみた方がいいはずです。

また、アファーメーションをしてみることで、普段言っているネガティブな言葉がいかに自分の心に染み付いているかわかると思います。

気持ちが沈んでいる時に「私ってサイコー!」なんて言う気にならないように、ポジティブな言葉や幸せな未来を言うことに抵抗を感じると思います。

それはすでに心が自己否定に慣れてしまっているのです。

だから言葉を変えるだけで効果があります。
他人に対して使う言葉も結局自分が聞いていますから、普段からいい言葉を使うようにするだけでも幸福度は変わるでしょう。

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