敷地に水道管その2

前回は所有地に奥2軒の水道管が設置されてた話を書きました。今回は最近起こった件をご紹介します。

弊社が購入した敷地の奥が売り出し中でしたので、購入することにしました。業者さんが仲介を受けてるので調査してあるかと考えてましたが、念のため弊社で調査したところ、S市水道部の図面では敷地内に連合管が埋設され、連合管から3軒に分岐されてることになっています。

近隣の水道メーターの位置や止水栓を調査しましたが、新たに本管から引込をしたのではと推定されました。現地を掘削しないと真偽が分かりませんのて、掘削して調査する事にしました。

古い連合管は残ってましたが、近隣2軒の水道は分岐されておらず、推定どおりでした。水道部には写真を見せ、説明し、現地調査をお願いし水道図面の補正もお願いしました。水道部には一切の水道引込関係の書類はありません。水道業者が水道部を通さず工事をしたようです。しかし、水道部はメーターの把握はしてるのです。こんな事があるんですね。

しかし、3年に渡り販売活動をしてた業者さんの対応が信じられません。そのほか隣地の塀が越境してる、入り口に他人の持ち分があり、共有物分割登記の必要があるなど、 他にも問題が山積みだったのに、売主さんによると一切対応をしていなかったようです。

区画整理が済んだ土地で、このようなことはあり得ない出来事のはずです。しかし、現実に目の当たりにしますと、転ばぬ先の杖として、調査は大切です。


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