GIGAスクール構想

教育関係者にとってはここ最近で一番よく耳にする
教育改革のキーワード「GIGAスクール構想」

一般の人たちにはどれだけ知られているのだろう。

GIGAきくと、「キロ、メガの次のやつね!」と思いたくなるが、
正式名称は「Global and Innovation Gateway for All」。
日本語にすると「すべての人(子ども)のためのグローバル・
イノベーションの入口」あたりだろうか。

かなり情報過多な名称で、社会的、経済的な変化を背景とした
学校改革の御旗となっているが、学校現場の感覚では「PCを使う」
「PC以外のICTを使う」「プログラミング教育」あたりが最大公約数と
なっている。

賛否両論が渦巻く改革ではあるが、コロナ禍と相俟って俄然その改革の
スピードが加速した。現場の教員が受容する時間もリソースもないままに。

今、学校現場には、「GIGAスクール構想に正面から向き合っている人」
「もともとICTが好きなのでその延長線で問題なく受け入れられている人」
「とりあえずPCを使わなければならないということは受け入れている人」
「面従腹背の人」が突如として出現した。

組織としてこの多様な構えをもった人々に同じ最上位目標をもたせるには
一体どうしたらいいのであろうか。

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