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同接半減!? ごん、おまえだったのか。~Vtuber伸びない袋小路からの脱出~

こんにちは、サイとです。

伸びない伸びないって言ってるVtuberをよく見かけますが、私の配信は最大同接30人から15人に減りました。それでも同じことを言えますか?

え? 誤差???
まァまァ、転ばぬ先の杖として読んでいってくださいな。

本記事では取り留めもなく様々な配信周りの話を書いていきます。

平均同時接続数が半減し、誠に申し訳ありません

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2021年2月1日21:00~23:00の配信

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2021年4月30日21:00~23:00の配信

2月をピークに平均同時接続数が減り続け、4月末には最盛期の半数になりました。5月になってからは平均15人ほどです。

誠に申し訳ありませんでした。

今回はリスナー獲得を実現するために、いくつか新しい方針を打ち立てたのでそれを聞いていただきたく思います。

総文字数は約1万2000字です。
よろしくお願いします!

平均視聴者数=チャット人数はリスナーに依存しすぎ

私はリスナーが多い方が面白いタイプの配信をしています。
配信の8割がコメント読み上げです。

そして、実況する作品もTwitterでフォロワーから募集したweb小説。
配信の主体は私ではなくリスナーです。

リスナーのおかげですし、ありがたく思います。
現在、平均視聴者数(平均同時接続数)=ユニークチャット参加者数です。

コメントの半減がそっくりそのまま配信の面白さ半減に直結します。
だから減るのはダメです。

リスナーに依存しすぎで良くありません。
内輪感が強まって初見さんが入りづらいからです。

平均同時接続数とチャット参加者数が同じということは、チャットに参加しているリスナーしか配信を継続して見ていないということでもあります。

チャットに参加した人の100%がリスナーです。
すなわち、チャットに参加しなかった人の離脱率が100%でもあります。
これってすごくヤバいですよね?

学校の一クラス以上に伸びるのが難しくなります。
寂しいですが、どこかで依存関係を整理しなくてはならないのです。

いずれ私自身の面白さを高めていきますが、今回は配信内容や告知方法の見直しについて話します。

Vtuberになる前はゲーム実況者だった

まず、やりたいことについて話します。
ここがブレちゃうと続けるのがキツいので、最初に明らかにしておきます。

やりたいことは実況です。

私は2019年4月からVtuber活動をしています。
前世はゲーム実況者をしていました。
動画投稿歴は6年なので、Vtuber活動歴と合わせると8年です。

Vtuberになってもゲーム実況するつもりだったので、活動拠点を動画投稿がメインのYouTubeではなく、ゲーム配信がメインのTwitchにしました。

今ですか?
ゲーム実況してないんですよね。ははは。

今から「それTwitchでやる意味あるの?」は禁句とさせていただきます。

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ツイッチはAmazonが運営するライブ配信サービス

喉の調子が悪化したので毎日配信が難しくなった話

活動を開始した時から一つ決めていたことがあります。
それは毎日配信です。

ゲーム実況者時代は投稿頻度が低く、編集作業を面倒に感じていました。
一番伸びた動画(2万再生)が無編集の動画だったので心が折れました。

そして、無編集でこれだけ伸びるなら別に配信で良くね?ってなりました。

今も毎日配信をしています。
時々休むけど、かれこれ2年ほど継続中です。

しかし、毎日配信は辞めることにしました。
喉の調子が悪くなったからです。

医師には「腹から声出せ」と言われました。
これから私のことは凛として時雨と呼んで下さい。

そういえば私はサイコパスだとよく言われます

そもそも実況をやりたくてVtuberになった

今、読書実況を中心に小説系の活動をしています。

活動を始めてゲーム実況が思ったほど伸びなかったので、新しいことも始めてみようと思って読書版の実況を行いました。

なので最初に読んだ作品はVRMMORPG小説です。
今もweb小説に特化し、小説本文を画面に映しながら実況しています。

ゲーム実況しないのか、ですか?
いや、別にしてもいいんですけど、そもそも実況をやりたくてVtuberになったので、ゲームじゃなくても実況できてる今の活動に満足しています。

はいそこ!
「それTwitchでやる意味あるの?」と思ったお前!
廊下に立ってなさーい!

4,728人から合計53万9907分の時間を奪った

そもそも私の配信って面白いと思われているのでしょうか?

リスナーにとって私の配信を視聴することは娯楽だと考えています。
現代娯楽は、常にユーザ時間の奪い合いです。

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これは私の配信データです。(2021/05/22スクショ)
活動歴2年で、私は4,728人から合計53万9907分の時間を奪いました。
約54万分を時間に直すと、約9000時間です。日に直すと375日です。

ひぃぃぃぃ~!!!!

そ、そんなに見てくれてたんですね……。
すこし照れちゃいます。

ちなみに4728人もいるので、1人あたり2時間です。
ラノベ一冊読むのと同じくらいと考えたらすごいと思います。
少なくとも見られているというのは間違いないですね。

いつも見てくれてありがとうございます!

私の配信を見る理由20選

リスナーが私の配信を見る理由を想像してみました。
間違っていたり足りなかったりしたら教えてください。

外見
・顔が良いから
・声が良いから
・表情がよく変わるから
・3Dな体がよく動くから

内面
・雑談が面白いから
・実況が面白いから
・コメントをよく拾うから
・小説への指摘が的確だから
・作者へのアドバイスが有益だから

配信内容
・Vtuberだから
・企画が面白いから
・企画に興味があるから
・コメントが盛況だから
・コメントが有益だから
・コメントしやすい空気があるから
・投げ銭が送りやすいから
・投げ銭の見返りがはっきりしてるから
・自分が興味を持たないような小説を読めるから
・自分の作品が読まれるから
・Twitchの機能で配信に影響できるから
・他にweb小説の講評を行う配信が無いから
・毎日21時にこの配信を見るのが習慣になってるから

21時台はVtuberにとってファンの時間を奪い合う激戦区です。
そんな時間帯に配信し、それでも見られているVtuberになれているのは、そもそもVtuberを見ない人たちに向けて配信しているからだと思います。

私を見に来ている? いいえ、勘違いしてはいけません。
リスナーは企画への興味から配信へ訪れ、配信内の自由にコメントをし合える空気や向上心の塊みたいなコミュニティに触れるために来るのです。

私の役割はコメントしやすいようにすることだと思います。
質問を投げかけたり、率先して感想を述べたり、漢字をよく読み間違えたりするのも、すべてはこのためです。

……………………。

すいません、漢字はマジで読めてないだけでした。

サブスクライバーへのリターン、渋くない?

Twitchには収益元が10通りあります。
下記に列挙しますが、太字のところが今回のトピックです。

・有料サブスク
・プライムサブスク
・サブスクギフト
・数ヶ月単位のサブスクギフト

・広告
・Cheering
・ゲーム販売
・バウンティ
・拡張機能
・その他ビッツインタラクション

サブスクというのは月額課金サービスのことです。
YouTubeのメンバーシップと同じように月額500円から課金できます。
ギフトというのは他のリスナーにサブスクをプレゼントするものです。

現在、サブスクライバーには4つのリターンを用意しています。

・過去配信を2ヶ月までさかのぼって視聴できる
・広告なしで視聴でき、広告の裏で行う「こそこそ話」を聞ける
・サブスク限定スタンプ
・サブスクバッジ

かなり渋いですね。
このままだとサブスクしたくならないかなと感じました。
他のVtuberは限定配信をしているのに私は一切そういうのしてないです。

読書実況の応募数が多すぎて余裕がありません。
サブスクの余裕を作るためには募集数を絞るしかないですよね。

はい。この考え方をしたのが一番の過ちだったと思います。
今日のしくじり学です。

結論から言うと、応募数の緩和に成功しました。
代償として平均同時接続数が減りました。
ごん、おまえだったのか。

4月の方針転換が大失敗だったのはなぜか?

ごんを蘇らせます。
その前にどうしてごんは死んでしまったのでしょうか?

それは、4月の読書実況の募集が「先着制」だったからです。
トドメは5月の募集が「ジャンル別」だったからに他なりません。

結果的に最大同時接続数が30人から15人まで減りました。
常連リスナーばかりに見える配信ですが、ごんもそこに居たのです。

そう、ごんの正体はROM専の新規層でした。
つまり、コメントに参加しないけど、配信の様子見をしたい人たちです。

3月までの配信でも、月末になると同時接続数が減っていました。
それは通信制限のせいではなく、自分の作品がすでに読まれた後からです。

ごんを蘇らせる準備ができました。
方法は至ってシンプルです。

読書実況の募集に上限をなくす

これが答えです。
しかし、〆切は設けます。

大切なのは自分の作品が読まれる前の状態を作ることです。
その上で、読書実況の待機状態を維持します。

今まで読む作品が無くなったら募集という形式でした。
同時接続数が月末に下がる要因となっていますが、逆に言えば同時接続数が下がり切る前に募集をしてしまえば解決するのではないでしょうか?

応募数の半数を読み終えた時点で、次の募集をかけようと思います。
応募数のコントロールは不可能です。
募集タイミングがズレるのはご愛嬌と思ってください。

しかし、定期募集をやめることで再応募がしづらくなるのが問題です。
これも対応案があります。

あらすじ朗読会のリスナー投票をやめる

ああ、これは大きな決断ですね。
リスナー投票を楽しみにしているリスナー多そうですもん。

なので、リスナー投票自体はやめません。
でも、あらすじ朗読会がなくなります。

じゃあどこでリスナー投票するのかっていう前に、あらすじ朗読会をなくす理由についてだけ説明させてください。

まず、あらすじ朗読会は読書実況されるための審査です。
リスナーは審査員になって、常連ほど鶴の一声的に何票でも投票できます。

そうなんです。これ、選ばれないと読書実況されません。
再応募のしやすさを前提にした、落とされやすい選び方なんですね。

しかし、応募する人は実況されたくて応募しています。
正直、申し訳ないんですよね。
せっかく応募してくれたのに読まないのはなんか違うかなって。

なのであらすじで読む読まないを決めるのはやめます。

今後は応募作すべて読書実況する

私のやりたいことは実況ですし、読書実況配信のメインは読書実況です。
ただし、タイトル+あらすじ+第一話しか読みません。

おそらく1日5作は読めるはずです。
1作品を読み終えた後に、リスナー投票を行います。
つまり、「続きを読みたいですか?」という風にです。

リスナーが読みたいと思った作品は後日配信します。
これなら「相手が誰々だったから運が悪かった」みたいなことも起きないので、作品は等しくリスナーに評価される形になるはずです。

投票数が30票以上なら読むことにします。
過去に行ったリスナー投票の全体票数の平均が30ほどだからです。

チャンネルポイントを撃ち合う競りがなくなりますが、「読まれるかどうか」という大事な部分で運の割合が少ないやり方をするので、作者にとって役立つ投票になると考えています。

なお、30票になるまでの29票には効力がありません。
時々7票くらいで読書実況する作品がありますが、あんまり盛り上がらない傾向です。そういう作品は最初から読まない方針になります。

もちろん1000bitsの投げ銭が入った作品を読むのはこれまで通りです。
なお、1000bits版の読書実況は本文を1時間くらい読みます。
普段の倍読むのでお得かもしれません。

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