色調整や色判定がスキルレス??「RICOH Auto Color Adjuster」を見に行ってみた
以前何かの展示会で「RICOH」のブースへお邪魔したときに発見した機械。展示会ではしっかりとした説明が聞けなかったので、大阪の谷町4丁目にある「RICOHプリンティングイノベーションセンター関西」に見に行ってきました。
オンデマンド印刷会社の色調整に関する困りごと
キャリブレーションしても色がなかなか合わない。
日々の色調整作業を効率的かつより高精度にしたい。
色見本に色を合わせたいが、トーンカーブ調整など時間がかかる。
色合わせにはスキルが必要で、熟練オペレーター任せになっている。
オンデマンド印刷機の日課と言えば、毎日「キャリブレーション」を行う事です。なぜなら一定の基準から色が離れていくのを防ぐためです。
そして実際に実機を確認してきました。
カタログやホームページにも記載されていますが、とにかく簡単でした。
持ち込んだのは
・本紙(コート93.5だったかな)
・印刷用データ(PDFやillustrator)
・色見本(前回見本)
何回か読み込むだけで、結構色見本に近い状態のプロファイルが完成しました。正直完璧とは言いませんが、この短時間でこれだけ色が来たら十分な気がします。
どんな企業が重宝するか?
・少し色目にこだわりのある名刺、パンフレット、カタログなどのリピードオーダー
・毎日キャリブレーションをしている事業所
・プロファイル作成に時間がかかっている企業
今回は以上となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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