五十肩の整体通院の後、これもしてみたらとても良かったよ

昨年の年末くらいから、右肩が急に痛むようになった。
右腕をあげると痛い。というかそもそも上がらなくなっていたと思う。

これは典型的な五十肩だ(年齢によっては四十肩ですね)。

僕は右利きなので、右腕はメインアーム。
この文章を書いているようにパソコンで作業したり、体の前方でちまちま動かすような動きは問題ないのだが、何がつらいって、着替える時。

シャツを着て、パンツ(ズボン)を履く時に右腕を後ろにまわして、シャツをパンツに入れたいのだが、そこまで、右腕が回らないのだ!

仕方なく、左腕に全てを頼り、体を傾けて変な格好をしながら、腰やひざをぴょんぴょんさせて、シャツをパンツの中に入れていたと思う。

他にも、もちろん、背中の左側のかゆいところには全く手が届かない。まさに隔靴掻痒とはこういうことを指すのだと痛感。

さらに、寝ている時に、朝起きると気づくとバンザイとして体勢になって、まことに気持ち良いことがあるが(内臓が伸びて呼吸がしやすいから?)、このバンザイも右腕はできないので、いつもちじこまった体勢で寝ているのもつらかった。

さて、僕は数年前に四十肩も経験している。
その際に、人生で初めて整体に通院して治療をしてもらい、無事に快癒した経験を持っている。

ということで、今回も整体に行くという選択肢はすぐに浮かんだ。お正月明けには、れっつらごー、と前回と同じ整体に向かった。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないが、整体院では、指圧マッサージのような保険外診療もあれば、保険診療も可能である。

これは「こういう症状で痛い」と申し出るなど、痛みがあれば保険診療になると聞いたことがあるが、自己申告の痛みの有無が判断基準ということで良いのか、真偽のほどは知らない。

いずれにしても、この整体院では前回も保険診療でやってもらったので、保険診療が可能であることは知っている。今回も保険診療でお願いした。保険診療の実施には、保健診療お願いします、的な申請用紙があり、毎回サインだけさせられる。

保険診療の治療メニューは、スタッフによるマッサージというか指圧が10分。それから電気による刺激が10分。

まずは、顔の部分に穴が開いている、整体院によくあるベッドにうつぶせに寝ると、タオルをかけてくれて、整体師のスタッフの方が、右肩を中心に、揉んだり、ほぐしたり、伸ばしたりをしてくれる。

これは、まあ、それなりに気持ちが良い。ただしマッサージを受けて寝てしまうことがあるが、さすがに10分だとそこまでいかない。

続いての電気の刺激は、初めて聞いた時は当然ちょっとビビったが、電極のようなものをいくつか肩回りに貼って、刺激を与えるというもの。

電気というと、静電気のような感電した時のピリピリした痛みを想像してしまうが、電流が直接流れているというよりも、皮膚が引っ張られ、細かく収縮する感じ。

でも強さの調整をするときに、強めの設定にされると、結構ピリピリ感があるので、本当に電気が流れているのかもしれない。いちど、適当にこれくらいの強さで良いですか~と、聞かれて適当に返事したら、かなり強い設定であり、ピリピリをやせ我慢したことがあった。

強すぎると、肩自体も勝手にヒクヒク動くんですよね。痛い痛いと騒ぐのも恥ずかしいので、黙っていたけど、スタッフさん気づいてほしかった。

さて、週一で通っていたのだが、何回か通っている時に、整体師のスタッフさんが治療中に言った言葉が忘れられない。

「これは結構しつこい筋肉の固さなので、ちょっと時間がかかる感じですね~。半年から1年くらいとか」

これは、「半年から1年くらいは通院してもらいまっせ」という営業トーク!?と思ったりしたが(保険診療だから、そんなに利幅ないだろうし)、自分の感覚的にもそんな気がしていたので、嘘ではなかったと思う。

保険診療は、一回500円。ほとんど負担にならない額ではあり、また、遅々として良くなりつつある感じはあったが、7~8回通院したところで、こちらの整体院への通院は切り上げた。

なぜなら、良くなりつつあるんだけど、ちょっと進展が遅いし、もう少し、違う方法でもいけるんじゃないの!?という気持ちが自分の中で芽生えてきたからだ。

そこで僕がとった方法はこちらである。


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