出産〜二ヶ月間、ひたすら気持ちいい♡お産の話。
出産の瞬間から、産後二ヶ月間ず〜〜っとひたすら気持ちよかった♡
くろかわさいこです。
あなたはお産にどんなイメージがありますか？
「痛そう」「怖い」「鼻からスイカ」「生理痛の1000倍くらい」・・・
いろいろな表現はあるけれど、一般的な出産のイメージといえばとにかく「痛い」もの。赤ちゃんと出会うために我慢しなくてはならない、しょうがないもの。わたしもずっとそう思っていました。
ところが、世の中には「気持ちいいお産」を体験する人がいる！というのをご存知ですか？
わたし自身の二度のお産経験はこんな感じ。
一人目 めちゃくちゃ痛すぎるお産
二人目 出産〜産後二ヶ月間 ひたすら快感の中で気持良さを味わいつくしたお産
特に二人目の出産時。
産む瞬間から退院後、産後2ヶ月に渡ってひたすら体内・胎内の気持ち良さを味わい続けるというエピソードは、仕事でたくさんの妊産婦さんと触れ合ってきたわたしもこれまで聞いたことのない一風変わった体験でした。
そしてこのことをきっかけに、妊娠出産の枠を超えて「人生をめいっぱい味わう生き方のヒント」にまでつながる深い気づきにつながったこと。
そんなわたしのちょっぴり普通ではない、でもあなたにも起こりうる
「感じるお産」の話。
特に、妊娠・出産は楽しみだけど痛いのが怖い。。
気持ちいいお産を体験してみたい！という方はぜひ読んでみてくださいね。
痛いお産 と 気持ちいいお産
冒頭で書いた通り、出産のイメージといえばとにかく「痛い」
女性だから耐えられるけれど、男性が同じ痛みを体験したら耐えきれずに死んでしまう。なんて話まであるくらい。
わたしが初めて「気持ちいいお産」の話を聞いたのは、幸運にも（？）一人目を妊娠する前でした。
陣痛が気持ち良すぎて、エクスタシーを味わってるみたいだった。
お産って本当は気持ち良さを味わえる最高の体験なんだよ。
目から鱗。。
自分にもできるかどうかは別としても、気持ちいいお産というものがあると知ったことだけでも大きく概念が書き換わり
「体験してみたい！」と心の奥底に深く刻まれたのを覚えています。
いざ妊娠！未知の体験すぎて怖さもわからず
一人目を妊娠した時は何もかもが初めての体験、未知の体験すぎて怖さもよくわからず。
お腹の胎児がどんどんおしゃべりになり、妊娠生活のことから人生相談まで胎児とひたすら話し続けるというこれまた変わった体験を経て臨んだ出産でした。
想像以上に痛すぎたお産。過強陣痛？
一人目のお産は、とにかくめちゃくちゃ痛かった！！
破水直後に始まった陣痛は最初から10分間隔を切っていて（汗）
しかもその時の感覚は言葉では表しきれない想像を絶する痛み！
痛みというか衝撃。奥から築き上げてくる地響きのような衝動。
獣のように吠えていたのを覚えています。
しかも普通は波があって少し息を抜けるはずの陣痛と陣痛の間をほとんど感じず、なんかひたすら痛い！！泣
その時は初体験だったのでそれが普通なのかおかしいのかも分かりませんでしたが、後日助産師さん曰く「あれは過強陣痛だったかもしれない」と。
子宮の収縮が異常に強かったり、持続時間が長すぎたり、周期が短い場合を、過強陣痛といいます。 母体は強い疼痛のために興奮状態となります。
（引用：コトバンク）
時間こそ6時間と初産にしては早かったものの、とにかく急速に進んだ陣痛と過剰な痛みが強烈な印象として残ります。
ただ、胎児とコミュニケーションをとっていたおかげか、そんな分娩の最中にもオモシロエピソードもあり、総合的な妊娠・出産の記憶は「幸せなお産」になったことは本当に良かったと思っています。
どうせなら気持ちいいお産がしてみたい！
一人目の妊娠中から胎児にあれこれ相談していましたが、産後ふと思い返してみると「気持ちいいお産」については相談したことがありませんでした。
どういう産まれ方であっても赤ちゃんが決めてるもの。
どんなお産でも素晴らしい。
こんな素敵っぽい気持ちも嘘ではない。
だけど、正直言い聞かせてる部分もあるよね（笑）
二人目の妊娠がわかった時
「またあの痛みを体験するの！？怖い！！！」
「どうせなら”気持ちいいお産”を体験してみたいなぁ」
この二つの思いが同時に湧き上がってきて。
二人目の妊娠中は「痛いの怖い」「気持ちいいお産をするには？」ということを何度も胎児に相談し続けた妊娠期間でした。
胎児のスパルタ指導！？
痛いの怖いよ〜。どうせなら気持ちいいお産がしてみた〜いっ！！
よくある胎教の考えでは、妊娠中のお母さんの不安や怒りなどの感情は全て赤ちゃんに伝わってしまうから前向きにね。な〜んて言われたりもします。
ですが、わたしが二人のおしゃべりな胎児たちから教わったのは
ママが我慢してたり溜め込んでたりすると、子宮の寝心地が悪いんだよ。
隠しててもバレバレなんだから、全部認めちゃえばいいのに。
こんな風に言われたので、二人目の妊娠中は不安も、恐怖も、もちろん楽しみも、嬉しさも、ぜーんぶ赤裸々に胎児にぶっちゃけていました。
すると二人目の胎児ぺっつー（下）は、痛みとの向き合い方や気持ちいいお産をするためのヒントを様々な表現で伝えてくれて
時にはママを便秘にしてみたり、インフルエンザにしてみたり。（胎児いわくこれらも特訓なのだそう。。）
ややスパルタ気味の実戦形式でお産の練習を盛り込んでくれたのです。
気持ちいいお産と、気持ち良さが増幅した産後
そんなスパルタ指導を経て、臨月に入ることにはいつの間にか痛みへの恐怖心がなくなっていることに気づきました。
痛くてもいいや。気持ちよかったらなおラッキー♪
そんな心境で臨んだ二度目の出産。
痛みを受け止めるコツも胎児から教わっていたので、やはり陣痛が進むのは早かったのですが、陣痛の波もしっかり感じられ、痛みの最中でも意識を向けると随分と痛みが和らいでいくのが分かりました。
そして子供を産みだす瞬間。
ドゥルンッッ
わっ！！気持ちいい！！！！
これがお産の気持ちよさか！経験できてよかった！と思うと同時に、でも正直こんなもんか。一瞬だったなぁ。という思いもありました。
ところが驚いたのはこの後。
一息つくと、突然頭からつま先まで、自分の身体の中心をまるでパイプが通ったみたいにスコーンと抜けたような感覚が生まれたことに気付いたんです。
おしもはまだドロドロだし、身体の外側には痛みがあるし、疲労感もすさまじい。なのに、なぜか身体の中がものすごく気持ちいい！！！
最初は産後ハイかな？くらいに思っていたその感覚は退院しても続き、なんなら徐々に気持ち良さが増幅していき、体内＆胎内がずっと気持ちいい状態は結局２ヶ月くらい続きました。
例えていうならば、退院してからの日常の中で感じられていたその感覚は、まるで軽いオーガズムです。
身体に触れている訳でもなく、いやらしい気持ちになっている訳でもないのに、普通に生活をしている中で「はぁ、気持ちいい」という感覚が何度もやってくる。
「気持ちいいお産」というと出産の時に感じられる気持ちよさだと思っていたけれど、産後も気持ちいいお産があるということがものすごく衝撃的でした。
気持ちいいお産を通して気づいた「今を生きる」ヒント
こんな極端な出産体験を経て気づいたことがあります。
一人目の産後は、赤ちゃんとの生活はもちろん楽しみながらも
どこか外の世界を気にする時間が多かったような気がします。
「あぁ、いいなぁ。みんなあちこち出かけて楽しそうで。」
「〇〇さんは新しいこと始めてる。わたしも早く動きたい！」
SNSなどで見かける友人たちの姿が眩しく見えて、時に焦ったりもして。
意識があちこちに散漫になっていました。
それが二人目の産後は、そんな外の世界のことが全くと言っていいほど気にならなかった。
同じようにSNSは時々見ていたのですが、友人たちの楽しそうな姿を見ても
「いいね、楽しそうだねぇ♪」とほのぼのするくらい。
なぜそう思えていたかというと、
外のことに意識を向けるよりも、自分の身体の内側へ向けること。
内側の気持ち良さを感じて身を委ねている方が、何倍も、何百倍も心地よかったから。そのおかげで産後の赤ちゃんとの時間や幸福感を濃密に感じる日々でした。
外側ばかりでなく、自分の内側を感じること
今、ここに在ること
多くの人が発信している今や聞き慣れたこの感覚を
これでもか！というくらい体感として腑に落ちたのはこの時が初めてだったかもしれません。
そしてもう分かっているつもりだった自分の「感じる」という感覚には
もっともっと、もーっと奥があること。
やっぱり鍵は・・・
誰かと比べたり、世の中の「普通」や「正解」を気にしたり
幸せに生きるための答えはそこにはなくて。
条件に関係ない 今のわたし だけの幸せはここにある。
安心の場所は わたしの真ん中 にある。
そしてやっぱりその扉を開くきっかけはシンプルに「感じる」こと。
ちょっぴり変わった出産体験。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
長くなったので、気持ちいいお産をするためにスパルタ胎児に具体的に教わったこと＆今振り返ってみてのコツやヒントを別記事にまとめてみました。
おしゃべりな胎児との対話記録を読んでみたい方はこちらから
気持ちいいお産のヒントについて赤ちゃんの時の娘と一緒に語った動画♪
1500回再生を超えてます。
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