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移住、してみる?

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コロナ禍をきっかけに動き始めたくろかわ家の移住計画。 本当に大切にしたい暮らし方・移住についてのあれこれを綴ります。
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引越ししました。 そして【あと、3日!】

桜が咲き ヤマツツジのトンネルを歩き ツバメが帰ってきて シバザクラや藤の花が満開になったら そろそろ島中がネロリの香りに包まれます。 GWで賑わう島の今日このごろ。 無事に新居に引越しできました!!! ずっと空き家だった物件なので入居前に最低限のライフラインを整えるため、あちこち補修してたり、引越しのその週まで漆喰塗りしてたりいろいろとギリギリでした。 しかも今回は初めて引越屋さんにお願いしない移動だったので (距離も相当近いし)一ヶ月くらいかけて何十往復もしてち

★みんなで作る大三島リトリートハウスプロジェクト★【応援隊&お手伝い隊 募集!】

私たちくろかわ家は、三年前の2021年に東京から愛媛・しまなみ海道の真ん中にある「大三島」に家族で移住しました。 この美しい島で自然とともに暮らす喜びを味わいつつ、私たち夫婦は整体&リトリートサロンを運営し、整体や氣功の施術だけでなく、自然を感じ味わうリトリートなど 大三島の自然と共に心と身体をほどくひとときを味わう場作りを行っています。 常に何かに追われるような現代社会を生きる私たちに必要な 「余白」  そして変化と不確実性の大きなこの時代を乗り越えるために必要な

くろかわ家、家を買う。

東京から瀬戸内海の離島・大三島に移住してもうすぐ三年! くろかわ家、ついに大三島にお家(中古物件)を購入しました!! 空き家はあってもなかなか市場に出てこない、 出てきても移住希望者はめちゃくちゃいる人気地域なので良い物件はすぐになくなる 予算はない、条件細かくつけようものなら選択肢がめちゃくちゃ狭まる というところから、とある自分の中の「感覚」を変えたらほぼ理想そのまんまのお家と出会えた話です♡ 三年前の家探しもなんだかんだあったのですが ご縁をいただき三年間の定期

暮らしと、自然の距離感。 暮らしと、かみさまの距離感。

わたしは今、愛媛県と広島県を結ぶしまなみ海道の真ん中にある「大三島(おおみしま)」という島で暮らしています。 出身はすぐ近くの陸地部ですが、長く暮らした東京から家族で島に移住して2年半がすぎました。 移住まで&移住後のエピソードをnoteに書いています。 島暮らしとは言っても 橋を渡れば本州とも四国とも繋がっている便利さがあり とは言え発展しすぎることもなくそのまんまの自然や昔ながらの名残も残っている場所。 一方でサイクリストの聖地と呼ばれるくらいの自慢の景観と気持ちよ

なにもなくて・・・全部ある。

東京から大三島に移住して一年がたちました。 大好きなお友達に見送られて「行ってらっしゃい!」「行ってきます!」と町田駅のホームへ降りていったあの日から一年。 いまのお家に着いた途端に鳥の囀り環境音CDか!というほどのクリアなウグイスの鳴き声で目覚めるようになってから一年。 もう季節をひとまわりしたのかと思うと ものすごく早かったような気もするし、それでいて1ページ1ページはとても充実した、濃密な一年間でした。 すっかり慣れたこともまだ慣れないことも相変わらずあるけれど

今しかないこのブレンド感を。

5月1日に大三島に移住して半年経ちました。 月並みですが 「もう半年!?」というほど時間はあっという間に過ぎていって 「まだ半年!?」と驚くほどたくさんの人、場所との出会いや、できごとがありました。 サロンオープンをきっかけに地元の方とのつながりもちょこちょこ増えてきたり わたし達の移住をきっかけに大三島を知って実際に足を運んでくださったり 行きたいと言ってくれる人もいて嬉しい限り♪ よく挨拶のように「もう慣れた?」と聞かれます。 最初に比べたら島でのくらしにはだい

あのときのわたしへ。

写真素材を探していたら、ふと、1年ほど前の写真が目に止まりました。 家探しに大三島に来たときのものです。 ちょうど去年の今頃は コロナ禍での移住計画と家探しがスムーズにはいかず いつになったら移住できるのか 一年後にはいったいどんな生活をしているのか 全く見えない、動きたくても思うように動けない モヤモヤざわざわの停滞期でした。 一年後には気持ちも身体もスペースができて 島の暮らしを堪能しながら念願のサロンまでオープンしているなんて。 このときの自分に教えてあげ

【移住、してみる⑳】ことばの感覚。標準語と方言と。

移住して4ヶ月が過ぎたよーーー!いつの間にかすっかり秋! 8月は自宅サロンのオープン準備に追われていてゆっくり暮らしのことを綴れずにいましたが この土地でお仕事を始めていくということで、よりつながりが増えてきたり まだまだ分からないことも多かったり。 てんやわんやしながらも何とかプレオープンさせることができて いよいよ今月21日からはグランドオープン(やはりてんやわんや^^;) サロンのあれこれもnoteに綴っています。 いやいや、今日は「移住してみる」の日常ネタが書

深呼吸の家 ~つむぎ~ 始動します。

深呼吸の家 ~つむぎ~@大三島 始動します。   昨年、東京で最初の緊急事態宣言の真っ只中にふと 「よし、移住しよう」と決めたとき、ほとんど同時に降りてきたビジョン。 - 大三島で「深呼吸の家」をひらきたい。 わたし自身も見えない圧にギュッと硬くなった心と身体をほどいて "あの島"で深く、広く呼吸がしたかった。    ご縁あって移住してきたお家は島の人も驚くひろ〜い一軒家。 自宅の一角を使って、整体&リトリートサロンのオープン準備をしています。8月中のプレオープンを目指

【移住、してみる⑲】ペーパードライバーから脱却せよ!子乗せチャリで爆走中。

移住して二ヵ月が過ぎました。 少しずつ島のくらしにも慣れてきて オンライン・遠隔でやるお仕事は続けつつ お世話になっている島の方のところで時々アルバイトを始めてみたり 自宅サロンオープンに向けてジワジワと準備を進めたりしています。 そんな最近のくらしごと。 さて、表題。 19歳の夏に地元で免許は取ったものの 首都圏で駅近の便利な立地に住み続けて20年(だいたい駅から5分以内) 運転免許証は立派な身分証明書としか機能しなくなって20年。 さすがに電車もない島で暮ら

世界を、こわがっているのかい?

心配性です。 自分のことよりも子供のことに対して、 信頼よりも心配が先に出て口出してしまうことがある。 (頭では分かってるんだ〜) HSPの特徴でもあるのだけど、必要以上に危険察知&予測をしてしまうらしい。 東京に暮らしていた時は よちよち歩きでちょっとよろけたらすぐ側に車がブーブー行き交う道路がある道や 歩行者天国という名の、田舎感覚からしたら毎日が「祭りか!」というくらいの人の多さと自転車が人の目を縫ってビュンビュン走り抜ける道を歩かせることにドキドキしていたけれど

【移住、してみる⑱】島暮らし。-山に登り、30分後に海にいる-

今日は朝から大三島の最高峰でもあり 日本総鎮守・大山祗神社の御神体のひとつである鷲ヶ頭山に登ってきました。 (とは言ってもほぼ山頂までバイクで登ったのですが^^) 瀬戸内海を一望できる気持ちいい山頂で 自分を感じ、山を、島を、日本を感じる時間。 manakiで山と同調していたら、ものすごく強いお山の意思がガッツリと身体の内側に入ったようで、、、下山してなお、体感として残っています。 この感覚とともに、今夜のオンラインでの七夕manakiを開催させていただきます。 自

【移住、してみる⑰】土地に根をおろす。

移住して約40日が過ぎました。 大三島の、、「さん!!」・・・いや、3歳の3でした ^^; 地元の人に東京から移住して来たと言うと 「何もないけん暇やない?」と聞かれることがあるんですが 今のところ毎日心がほどけ、広がるのを感じる島ブラボー!としか感じてなくて。 いや、都会では絶対に見られないもの山のようにありまっせ。 だけど最初の一ヶ月は特に、なんだか感覚的にフワフワしててね。 もちろんひたすらの掃除片付けやら新しい保育園やら、バタバタしていたのは事実なのだけど

【移住、してみる⑯】鯛がフグをおどり食い、クワガタが舞い降りる。

大三島に移住して、一ヶ月。 あっと言う間だったようでいて、もっと前からいるんじゃないかというような不思議な感覚。 だけどまだまだ一ヶ月。毎日が発見と感動に満ちあふれています。 何度見ても泣きそうに感動する近所の海から見える夕日。 この前海沿いの道を夫婦でお散歩しているときにね、防波堤の上を歩いてたくろせんせがいきなり 「あっ!鯛がいる!」 って。 瀬戸内海の鯛は有名だし、うちの父もよく昔は船釣りに出ては釣ってきてたけれど・・・そこ、陸地直下の割と浅い岩場ですよ?