#88 【pとfの対比、弾き方って?】キャラクター、リズム、音の出し方…ベートーヴェンのソナタを例に
皆さま、こんにちは!
今月もさいりえのnoteをご覧くださり、ありがとうございます!
2021年2月、1本めのnoteは【pとf の弾き分け】についてです。
pはただ弱く、fはただ強く弾く…のではいけない!
ということは、きっとこのnoteをご覧の方でしたら意識されたことがあると思います。
と言っても、実際に弾き分けようとすると
・なんだかメリハリがなかったり
・音量を変えているだけで、音楽が劇的に変わらなかったり
・そもそも音量もあまり変わって聞こえなかったり(自分では変えているつもりなのに)…
・曲によってのpのイメージ、fのイメージがうまく浮かばない、表現できなかったり
ということはないでしょうか?
そこで今回は、
・pとfのキャラクターを弾き分けるために意識していること
・実際のタッチ、身体の使い方の違い
・オーケストラの使用楽器や人数を想定した、音色や厚みの違い
などを、とくにベートーヴェンのソナタを例にお話します。
pとfの対比。実際の楽譜の読み方、弾き方はどう違うの?
今回は、冒頭から「p」と「f」の交替が印象的な第16番の第1楽章より。
以下の楽譜部分についてお話していますので、こちらをご確認いただき動画をご視聴いただければわかりやすいかと思います。
ベートーヴェン/ピアノソナタ第16番 Op.31-1 第1楽章冒頭
(楽譜はIMSLPより引用)
ベートーヴェンのソナタは過去のnoteでもいくつも取り上げていますが、「対比」は重要な要素のひとつです。
pとfをどのように深く本質的に弾き分けるか?は大変重要なことの一つですね。
ベートーヴェンだけでなく、ロマン派や近現代のさまざまな曲へのアプローチにも応用できる内容になっていますので、ぜひご覧ください。
▼動画はこちらから(8分半)
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