#110 【やや上級者向け】 難曲でも雑にならない演奏のポイントと具体的な練習プロセスの一例
こんにちは!さいりえです。
5月最後のレッスンnote #110 では、【難曲でも雑にならず、音楽的な演奏にするには?】というお話です。
ピアノの練習やレッスンが進むと、超絶技巧と言われる曲や「この曲は音も多いし速いし、本当に弾くのが大変だなぁ」という曲にチャレンジすることも出てきます。
音源を聴いた時には「うわぁ、なんてカッコいい曲なんだろう!」と目を輝かせて聴いていたのに、いざ練習してみると
あんな風にならない…
というのは、きっとあなたも経験されたことがあるのではないでしょうか(私もです)。
この原因や、そこからの練習内容はたくさんあるのですが、今日はその中から
・音が多く難しい曲を弾くと「雑」になってしまうのはなぜ?
・雑な音、雑な演奏から抜け出すためのポイント
・具体的な練習プロセスの一場面を紹介
という内容で進めていきます。
動画ではラフマニノフの練習曲「音の絵」Op.39-3 を取り上げます。
(画像はIMSLPより引用)
具体的な演奏・練習のポイントを弾きながらご説明していますので、ぜひご覧ください!
今回のポイント
今回は、以下の内容でお話、演奏していきます。
前半の動画では、今回の概要をお話しています。
・雑な音、雑に聞こえてしまう演奏って?
・音が多い曲、強い曲、速い曲が雑になりやすい原因
・洗練された、音楽的な音を出すための4つのポイント
4つのポイントは、次の通りです。
①一つ一つの音のタッチや響き
②音の準備
③バランス
④タイミング
後半は、具体的な曲を取り上げて、実際の音づくり、音楽づくりをご紹介します。良くない例、改善方法、聴き方のポイントや体の使い方まで色々な角度でお話しています。
ラフマニノフの「音の絵」 Op.39-3の、主にこの2箇所について取り上げています。
動画はこちらから
今それでは、動画をご紹介していきます。
まずは概要と今回の4つの大切なポイント。10分半でお話しています。
【動画①】脱・雑な演奏!概要編(10分半)
次に、実際の実践動画です。
【動画②】脱・雑な演奏!実践編(15分)
ここから先は
さいりえのオンラインレッスンサロン
ピアニストさいりえによるオンライン講座&小さなコミュニティ。 ピアノ練習やレッスンのポイント、さいりえ自身の練習内容やブログで書かない話…
ここまでお読みいただきありがとうございます!ときどき頂戴するサポートは主に書籍・楽譜の購入・もしくはカフェ時間にありがたく使用させていただいています。もし「とくに役にたったよ」「応援したい!」と思っていただけたらよろしくお願いします。※ご負担のないようにお願いします(^^)