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#54 左手が苦手…!と思うときについやりがちなNG練習と、大事な練習のポイント

こんにちは!さいりえです。

今日の note は、「左手の練習」について。

左手って、苦手意識がある方が多いのではないでしょうか?

とくに速いパッセージを弾くとき、

・左手がちゃんと動かない…
・左手、苦手だなぁ…
・とにかく練習しなきゃ!

という思いで、ついつい非音楽的に指を動かす練習ばかり重ねてしまって、結局音色もリズムもあまり美しく弾けないまま…ということもあるかもしれません。

そこで今回、

・左手が苦手…と思うとき、何に注目すればいい?

・左手の練習をするときの大事なポイント

というテーマについて、テキストと動画でお話していきます。

今回はモシュコフスキーの15の練習曲から3曲、そしてベートーヴェンの32の変奏曲を題材にしていますが、どんな曲でも共通するお話です。

▼サンプル動画はこちらです▼


前半のテキスト部分はオンラインレッスンサロン会員の方以外もご覧いただけますので、あなたの練習のお供にぜひ一度ご覧ください。

★オンラインレッスンサロン会員の方は、計18分の動画だけでも内容がわかるようになっていますので、動画だけご覧頂いても大丈夫です!

【このnoteのポイント】
・左手が苦手ってどういうこと?なにが苦手なの?
・左手の練習でやりがちなこと
・左手の練習で大事なポイント
・左手も美しく弾くためには?

【こんなお悩みに】
・左手が動きにくい…と悩んでいる人に
・左手が歌えない、と悩んでいる人に
・練習方法がわからない人に

※左手左手と言ってますが、右手が苦手、という場合も考え方が同じです。

【このnoteの構成】
・テキスト
・動画解説・演奏(5分 /6分 / 7分の動画)
  ※動画は vimeo のプライベートリンクを共有しています。

【例に取り上げている曲】
・モシュコフスキー:15の練習曲 Op.72 より 第6番、第12番、第1番
・ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 WoO 80
オンラインレッスンサロンのこれまでの レッスンnote はこちらをクリック


あなたは左手が得意ですか?苦手ですか?苦手ってどういうこと?

今回の概要を5分の動画にまとめていますので、お時間ございます方は先にご覧ください。

〈動画① 左手が苦手な人へ〜本日の概要〉

ピアノを弾くとき、体の共通する部分、そして2本の腕〜10本の指を思うままに使えて、弾きたいように弾けたら素敵ですよね。

でも現実は、思うように体をつかえなかったり、指が動かなかったり…ということもあります。

とくに左手は、苦手だなぁ〜と思われる方も多いのではないでしょうか?


でも、左手が苦手ってどういうことなんでしょうか。

・右手と同じように動かない
・速く弾けない
・ちゃんと弾けない

ということ?


たしかにそれもありますが、それだけではない…のではないでしょうか。

・左手の音を聴けないこと

・左手の歌を歌えないこと

・体を思うように扱えない、導けないこと

・右手といっしょに弾いたときに、ぎくしゃくしてしまったりバランスが乱れたりすること

など、けっこう範囲が広いんですよね。


左手の練習でやりがちなことって?

でも、左手って動きにくいなぁ…という意識から、左手を練習しようとするとついつい

・とにかくしっかり弾く

・とことんリズム練習する

・メトロノームに合わせて、少しずつ速く弾くことが目的

など、物理的な練習を重ねて、その結果、「指をちゃんと速く動かす」ことが最大の目的になってしまいます。

もちろん速いパッセージはテンポにのって速く動いたほうが良いのですが、大事なポイントを意識しておかないと、「ただ速いだけ」「なんとか弾けた」という演奏になってしまい、本来の音楽の姿に全然近づけないんですよね。

その大事なポイントについて、お話していきます。


左手を練習するときの大事なポイント

先ほど、左手がうまくいかない原因の中で

・左手の音を聴けないこと

・左手の歌を歌えないこと

・体を思うように扱えない、導けないこと

・右手といっしょに弾いたときに、ぎくしゃくしてしまったりバランスが乱れたりすること

などがあると書きました。

練習で大事なことは、「原因となる部分を見きわめて、その課題をクリアするための方法を選ぶ」「そのための意識や聴き方で進めていく」ということです。

ということで、上に書いたことを具体的な練習ポイントに言い換えるのであれば、このようになります。

・指だけではなく、体や手全体を連動させて弾く。自然に、そして意志をもって導くようにする

・ただ指を動かす練習ではなく、「このように歌う」「こんなふうに語る」という理想をもって、その通りの音や表情になっているか確かめながら練習する

・響きを聴きながら作っていく

・右手とあわせたときのバランス感や体全体の支えを確認する

これらの具体的なお話や実際の練習方法の一例を、この下の動画でお伝えします。


4つのポイントを動画で具体的に解説!

それでは、これらの4つのポイントに分けて、ひとつずつ練習の具体例や弾き方による演奏の違いをお話していますので、ぜひご覧ください。

2つずつ、動画に分けています。それぞれ、6分、7分の動画です。

動画① ポイント1&2

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