だいたい鹿島のためにある:2018 ACL準々決勝 1stleg/天津権健(H)

◆懐かしいな! ACL(嘘)
ACL、06年のあれこれはありますけども実際に見に行けたのは初めてなので何もかもが新鮮でしたねえ。当然だけど審判もACL仕様になるし完全に相手チームは異文化の人達だし観戦の心構えも勝手が全然違うんだよね、ゴール裏のサポーターはいい意味で変わらないのかもしれませんが…。あと平日夜の鹿島だから人が少なくて(当社比)もつ煮がスっと買えたのが最高に良かった、もつ煮があれば戦える。

◆天津権健戦
試合中の相手の声がでかい。CSLでは観客メチャメチャいるからそうなるのか? と思ったけどそうでもないからチームとして声がでかいだけだと思う。あと試合前のスタッフ含めた全員での円陣がかっこよかったです。おれは残念な観客なので事前のGLについて下調べもろくにしていないしそもそも中国のチームをちゃんと見たことがないから試合前にこれ以上の感想が持てない。
この試合でついに鹿島の安西を見ることができたけど、こいつもう鹿島にこんな馴染んでんのか~っていうのとそこまでスタイル変わってないのに馴染むのか~っていう感じでしたね。試合開始時にはほぼFWの位置にいたけどうちでも度々やってたやつだから懐かしさすらありましたね…これは同サイドで組んでる山本が過労死するやつなんだけど山本は元々過労死しそうな使われ方をしているので大丈夫そうなのすごいですよね…。一方で三竿くんはさすがにもう鹿島の三竿って雰囲気になってたし今年頭の鳥栖戦でもしてためちゃめちゃ怖い顔を今回もしてたのでそういうことなんだなって思えるな。二人共ボールは持てるけどその後に展開ができるかできないかのところで踏ん張ってるっぽいので頑張ってほしいなあ。
試合中はとにかく、内田篤人とレオシルバはサッカーがうまいな…と、ずっと思っていた…。レオシルバに関しては今は「良いレオシルバ」なんだよな、こないだまではそこまで「良いレオシルバ」ではなくて、動けない、ボールロストするから怖いって感じだったのが一切なくなって気がついたらレオシルバがボール奪取して相手ゴール前まで走ってたとかそんなだったので…いわく、ジーコがいるからだろうな…というところなんですよね。今までとあまりにも動きの質が違っていておれが見たかったレオシルバになってたの、感動しましたね。内田篤人はいやこれあまりにもサッカーがうまいのでは!? ってなってしまったのがスローイン処理です。めちゃめちゃ投げるフォームも弾道もきれいなんだよね、ちゃんと鹿島ボールに繋がっているし一々の判断が良い…。あとこれはずっと見ている鹿島サポーターからしたら常識なんだろうけど、あのトップスピードからノーモーションでクロス上げるのやっぱりすげ~!!!!!!!!!!!!ってなっちゃうんですよ、しかも中見るのがほぼ一瞬だよね、彼は…おれ内田篤人はそこまでたくさん見てないからさ…ビビっちゃう…。
鹿島全体からはとにかくボールを、相手の攻撃の芽を絶対刈り取ろうという意思が感じられたのでそういう意味ではレオシルバと三竿くんの2ボランチがカギだったんだよな、この試合では攻守でレオシルバが凄すぎたけど三竿くんも細かい守備でガンガン刈り取っててなんならたまにセンターバックみたいな位置にいたりして安定してた。良かった、鹿島はターンオーバーに成功してるっぽいなっていう手応えがあったし、ACLに照準を合わせてんだなって素直に思えた良い試合だった。
ちなみにセルジーニョのゴールは言うことなんかないでしょ、すごかったよ、叫んでしまった。でも相手CKの時に鹿島は内田篤人と安西が残すの、安西のそこでの守備は実質ザルなので内田篤人が抜かれたらスンテ神に頼るしかないのはダメですと思いました。

◆よだん
パトがいたの、マジでマジで試合終了直前まで失念してたんですけどなんでかってそこまで怖くなかったんだよな…やはりこのあたりまでくるとうまい選手が一人ではどうにもならないな…。

◆よだん2
一緒に行った鹿島サポ、次は潮音が欲しいとか言ってたけど完全に安西の(心の安寧の)ために欲しいみたいな話し方だったので安西を甘やかすんじゃあないと思うなどしていた(そもそも鈴木優磨とめちゃめちゃ仲良しやんけ)。

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