「突然アイドルのプロデューサーを任された話」


あ、いきなりどうもすいません。
本日付けで美味しい曖昧のプロデューサーに就任しました西園寺パセリと申します、純日本人です。


こんな見出しのnoteが突然アップされて、グループを応援してくださっている皆様、また関係各所の皆様は困惑されているかと思います。

ちなみに今まで美味しい曖昧のプロデューサーだったピオーネ氏は今後、総合プロデューサー兼サウンドプロデューサーとしてこれからも美味しい曖昧な楽曲を描き続けてくれますのでその点はご安心ください。

この最初のnoteにはここに至るまでの経緯と、私と美味しい曖昧のファーストコンタクトを、心情を交えながら綴っていきたいと思います。


学のない稚拙な文章かと思いますが、曖昧のことを知っている方も、知らないけどなんか次の電車くるまで時間あるしって方も、どうか最後まで読んで頂けると嬉しいです。


では、始めます。

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「アイドルのプロデューサーやらない?」

この言葉を人生で初めて聞いたのは、ピオーネ氏からの電話でした。(※そもそもピオーネって?という方は美味しい曖昧wikiを貼っておきます→https://ja.wikipedia.org/wiki/美味しい曖昧)

しかしながらまぁ、、最初にこの電話をいただいた時には、後述する様々な理由から一度はお断りさせていただいたわけですが、、。

そもそもピオーネ氏とは互いの存在は認識しているが特に接点はない限りなく他人という距離感のまま数年。
しかしひょんなことから接する機会が増え、他人→知人→友人と進化を遂げ、その後一緒に仕事をする関係になり、そこでの蜜月な日々がこの電話に繋がったと伺っています。

しかしまぁこの蜜月な日々こそが、最初にお断りした一番の理由でしたが。

“音楽業界” と一言に言っても、内容は千差万別。ピオーネ氏と私が一緒に仕事をした現場では、私が10年以上かけて培ってきたノウハウを評価してもらえたに過ぎないと考えていました。

ジャンルやシーンが違えば常識やしきたりも変わる、演者と裏方ではビジョンも違う。
プロデューサーという仕事を受けるということは、言うなれば今まで苦労して集めてきた装備を手放し、裸一貫最初の村からやり直すという覚悟と、誰かの夢を預かり育て叶えていくというビジョンが必要だったわけです。

それに加えて元々グループを応援してくださっていた皆様にとって、新たに外部の人間が入ることによる拒否反応も様々あると思います。

これらの課題や重圧が、最初にお断りした理由です。

では何故、
最終的にこのお話をお受けしたのか。

それはもう、

『美味しい曖昧』だったから、の一言に尽きます。



初めて観た美味しい曖昧Zepp Shinjuku「曖昧なワンマン5」の映像は、それまで私が抱いていた不安や偏見を吹き飛ばす力と、可能性に満ちたものでした。

楽曲の良さはもとより、メンバーそれぞれが伸びしろに溢れていて、もっと沢山の方に、もっと大きなステージに立つべきグループだと感じました。


そうして幾度となくピオーネ氏と話をする中で、プロデューサーという名前を拝命する覚悟を固めていったが私ですが。
まだまだ分からないことも沢山あり、日々業界のルール、ファンの皆様のこと、曖昧の歴史などをメンバーやOISHII.incの皆様から学んでいるところです。

そしておそらくファンの方が一番気になっているであろう、
「曖昧は変わってしまうのか」
「自分の好きな曖昧ではなくなってしまうのか」

という疑問にも私なりの見解と想いをお伝えさせてください。

私の描く方針としては、私個人の主観や意見で動かすグループではなく、メンバーの意見や意向も汲みながら、彼女たちの魅力や武器を最大限に引き出す。です。

主役は彼女たちの人生であり、私たちはそんな彼女たちの人生を守り導く存在です。
業界に一定数いると噂の私物化プロデューサー(気取り)のような人間にはならないことをお約束します。

以上を踏まえて、まだ見ぬ方にも曖昧に興味を持っていただくきっかけを作る。

それが私の思うプロデュースです。

新たに発表された定期ワンマン公演ではそんな彼女たちの魅力や武器を存分に味わっていただける内容に、回を追うごとに彼女たちの成長を感じていただけるように、日々打ち合わせと思案を繰り返しております。

長くなってきてしまいましたね。
今回はご挨拶を兼ねてということもあり、少しお堅い内容になってしまいました。西園寺、本当は楽しいことやワクワクすることを考えるのが大好きな人間です!一緒に楽しい人生作りましょう!以後お見知り置きを!!よろしくお願いします!!!こちらこそ!!!!

今後、このnoteやTwitter(あっ、X)の運用も色々と考えておりますが、基本的にはファンの皆様にも楽しんでもらえるコンテンツを出しつつ、メンバーとファンの皆様を結ぶ架け橋になれたらなと。

改めてここまで読んでくださった優しい人間の皆様、ありがとうございました。

次回!

「メンバーと初の顔合わせ、女の子はわかんない」をお送りします。(多分)(いつか)


それでは、今後ともOISHII.incと美味しい曖昧をよろしくお願いします。

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