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考えすぎてしまう人

セントケア和歌山メルマガ2021.8.10

さて、オリンピックのマラソンの記録で54年8か月6日5時間32分20秒3という世界最長記録があるのをご存じでしょうか?
日本が初めて参加した1912年の第5回ストックホルム五輪で、金栗四三選手はマラソンに出場。ところが競技中に意識をなくし、近くの民家で介抱を受けている間に競技が終了してしまいます。
そのため棄権の申告が出来ず、計測が続いてしまっている状態になっていました。
このことを知ったオリンピック委員会が金栗氏を1967年のストックホルム五輪開催55周年式典に招待。
超超「粋」な計らいで、金栗氏はようやくゴールテープを切ることになります。
オリンピックの最長記録です。


◆社長のひとりごと
「考え過ぎてしまう人」
問題や壁にぶつかってしまった際に、そのことに囚われ過ぎた結果、普段ミスしないことでもミスをしてしまったり、今までできていたことが思うように進まなくなってしまったりする人がいます。
抱えてしまった問題やぶつかってしまった壁が、悩みの種となり、しんどさの原因ともなり、考え続けてしまうことでかえってボーっとなってしまったり、更にはどんどんマイナス思考に陥ってしまったり。
それらは、もちろん気分の良いものではありません。
以前このコラムで触れましたが、これも結局は「決められない人」「決めない人」の特徴のひとつなのだと思っています。
そして決めていないから気持ちが揺れてしまうという点とは別に、物事の優先順位や「課題の主軸の置き方」が混乱しているという点が挙げられます。
この「課題の主軸の置き方」がどういうことかと申しますと、それが自分の課題か、それとも他者の課題かを分けて考えることができるかどうか、ということです。
考え続ける際の「主語」や「主軸」が誰になっているか。
「あの人は私のことをどう思っているのだろう」
こんな風に、周囲の人が自分をどう見ているかで思い悩まれる人がいます。
これは他者が主軸のことですから、考え続けたところで答えは出ません。
これはとてもアドラー的な考え方なのだと思いますが、「相手が主軸」のことについては、考え過ぎる必要はないと捉えています。
何かをいくら考えたとしても、それが自分の行動や行動の変化を促すものでなければ、あとは自分の課題ではないと捉えた方が楽になれます。
では、「自分が主軸」として考えてみるとどうなるか。
「あの人が私のことをどう思っているか、今度訊いてみよう」「あの人にこう思われているかもしれないから、今度はこういうところに注意しよう」
これらは自分の行動に反映させていくために、悩みを行動に変えていこうとする過程となります。
「こうしよう」と決めたのであれば、そこからは悩む必要はなく、決めた行動に向けて進めていくだけです。


◆セントケア地域密着型サービス空き情報
①看多機     3
②小規模多機能  1
③グループホーム 0
お盆前の急な退院などございましたら是非ご相談ください。


◆武田の食べログ
今週のお店:ぶらくりきっちん
いろんなメニューが揃っていて通っても飽きないお店。
揚げ物メインですがチャーハンや丼もの、麺類やカレー等もあり種類が豊富。
アジフライ定食や海鮮ミックスフライ定食など名前を聞いただけでもそそられますね。
今回頼んだのは日替わり定食。一口チキンカツでした。量も程よくカツは揚げたてサクサクで満足。
腹5分目で店を後にするのでした。
和歌山市米屋町29


◆セントケア和歌山相談室
Q 年金が約11万円の76歳の方です。入所を考えているので負担限度額認定証を申請したら非該当でした。和歌山市在住で単身で老齢年金受給の方は、年額1,515,000円までは住民税非課税と聞きま
したが、どうしてでしょうか
(ケアマネジャーより)
A 和歌山市に住所があり、65歳以上で単身であれば年金額1,515,000円までは非課税になります。
月額にすると126,250円です。
約11万円で非課税にならないのは、おそらく手取りの額だからです。年金からは介護保険料や後期高齢者医療保険料が引かれていま
す。なので、引かれる前の年金額が基準を超えていたのだと思います。
ただ、要介護認定を受けているのであれば、障害者控除対象者認定により住民税非課税になりそうなので、まずその手続きをおすすめします。