まずい米はQOLが下がる

Twitterの方では散々ネタにしたけど、全く解決せずいまだ進行中なのだけど、まずい米を10キロ買ってしまった。

我が家はデブ2名なので下手したら1回の食事で3合弱が消える。
カレーなどてきめんだ。明太子があっても延々と米を食べ続けるし、休日に何もしたくないときはひたすらシーチキンご飯を食べている。

ここ1年ほどは縁あって友人の農家さんや実家近くの農家さんから古米新米問わずお米を譲っていただいていた。
お米はおいしい。古米でもうめえうめえとバクバク食べる。
食べすぎるため一度に2合しか炊かずに可能な限り抑えようとしたりもしたが結局2合食い尽くしたあと足りないと言われるため3合炊くなどしたりしていた。

そんなある日そろそろ米が無くなるぞ、食材も買い出しせねばとなった。
我が家は面倒くさがりなので、週末にその週+αの分の食材の買い出しをする。
だいたい購入する場所は決まっており、洗剤やゴミ袋、シャンプーなどはドン○ホー○、乾麺やふりかけ・缶詰などはO○ストア、肉魚野菜の生鮮商品はビッ○ヨー○ンと使い分けている。
それぞれがそれぞれの商品の底値だからだ。
3か所も回るのは面倒だけど、それぞれがそれぞれ一番安くて、それなりに品質を保証されたものがあるのでこれをやっていた。
生鮮食品については肉類は冷凍で買いだめをするが野菜類は仕事のあとスーパーで買ったりもするのだけども。

その日はたまたま午後から自分が用事で、時間がないので○ンキ○ーテだけ行こうという話になった。
米は切れているが、平日どっかで米だけ買いに行こうかと思っていた。
そこで我々はドン○の店頭にお米があるのを見たのだ。

一番安い米は10キロで1980円だった。
これはたぶん確実にヤバいやつだ。
その次が10キロ2580円だ。これも恐らくヤバい。
コシヒカリが何故か3500円で売ってるがこれも変な目になる。新潟産コシヒカリがこの値段ってどういうことだ。
そんな中、10キロ3000円ノーブランドのお米があった。
ノーブランドの米の中では一番値段が高い。東北の某県のお米らしい。
このあと用事もあるしできれば買い物回数を減らしたい。
そう考えて、まあ3000円なら大丈夫やろと我々は買った。

次の日の夜である。
いつものようにご飯を炊いて、おかずを用意した。
おかずもデブ用のご飯に合う炒め物だ。
出来上がってさあ!と米を口に含んだ。

ダメだった。

第一印象はこの味どこかで食べたことがある、だった。
記憶の底を掘り返していく。
学生時代?違うもっと前だ。
どんどん掘り返すと、記憶は小学生時代に行きついた。
小学生の時の給食のアルミ食器の味だ。
給食のご飯だ。
そのケミカルかつ不穏なにおいを持つ米はあれだけ鉄板のおかずでも進まない。
おかずだけがすごい速さで消えていく。
二人ともおかわりをする気力はない。

この日からである。
今ま3合炊いても消えていた我が家が2合でも余るようになった。
一般人としては正しいがデブ的には著しい退化だ。
これはいけないとTwitter集合知で米をおいしく炊く方法を検索し、実践した。だが無理なのだ。
酒を入れても蜂蜜を入れても何を入れても給食の米は給食の米なのだ。

コメの消費量が減ったということは、つまりこの10キロの米はいつまでたっても消えないということだ。
一人の時にリゾットなどにしているが、リゾットにしてもコメが割れたり砕けたりして出来が悪い。
もうどうしようもないのだ。

もしかしたら僕が買ったドン○ホー○がコメの保管が悪かったのかもしれないが、米が悪くなると明らかにQOLが下がった。
夕飯の時間のうきうきが減少したのだ。楽しくない。
そうなるとおかずを考える気力も減る。
どうすればコメの味をごまかせるかということが主眼のおかずになる。
バリエーションなど二の次だ。

皆さんに強く言いたいのは、お米はスーパーで買おうということだ。
もし余裕があるならお米にほんの少しお金をかけてほしいということだ。そうすれば農家の方々もハッピーだし、あなたの食事もハッピーになる。

あと9キロ、どうしたらいいんだろう。

ぼくの日々のゼロカロリーコーラに使わせていただきます