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災害時に必要になる薬とは!?これはあった方が良い

◇はじめに

災害時では、いろいろな状況が想定されることもあり、
食料や防寒具、テントは必要になってきますが、

合わせて持っておいた方が良いものが「クスリ」になります。

特に災害時では、過剰なストレスがかかる事が多く、
それによって、さまざまな病気やケガが多くなる事になるのです。

とはいえ、あれもこれもと持って行くと荷物になるため、
最小限の薬を持っていく事をオススメします。

◇災害時に必要になる薬


まず一番最初に持っておいた方が良い薬は、「ボラギノール」や「オロナイン」などになります。

被災して不安な状態が続くとストレスで「便秘」になる人が多く、
それによって、排便した時に「痔」になる事が男女ともに、結構おおいと言います。

特に被災状況になると、夜が結構怖いと言い、
今までお店の明かりや周り家の電気があって安心していたのですが、
被災時ではそういった街の明かりがまったく無くなる事になり、

ものすごく精神的に不安定になりやすいと言います。
(幻聴が聞こえるくらい)

とくに女性の方が精神的にやられてしまう人が多いらしく、
「便秘」や「生理不順」になりやすいのだといいますね。

そういった事もあり、「ボラギノール」は持っていた方が良いとの事でした。


それから「便秘」になる事を想定して、「ミルマグ」は持っておいた方がよいですね。

日常生活だと分かりづらいと思いますが、とにかく災害時ではストレスによる便秘がそうとうひどいらしく、
「ミルマグ」のように排便を促すような薬は持っておいた方が良いと言います。
特にミルマグは「錠剤」の物が多いのですが、
どちらかというと「液体状」の「ミルマグ」の方が効果が高いと言います。

これは持っておいた方が良いと思います。


次に必要になるものが「頭痛薬」ですね。

頭が痛い状態が長く続くと、精神的にも荒れて事故やケガを起こしやすく、
「頭痛薬」は常備しておいた方が良いと言います。

この「頭痛薬」は、どれを使っても良いと思いますが、

「バファリン」や「イブ」は、使いやすいと思いますね。

「ロキソニン」でも良いのですが、「ロキソニン」は効果が強いという話もありますし、胃腸への障害があったりすると言いますのでどうかなと思います。

とはいえ、人によって効く薬というのは違っており、

自分が使いなれた(効く方)を選択して持っていた方が良いと思います。


あとは持っておいた方が良いのは、やはり「正露丸」ですね。

お腹を下したり、腹痛を起こした時に使った経験があると思いますが、
この「正露丸」は結構昔から万能説があるといい(どんな病いにも効くと)、

食あたりの殺菌効果があったり、整腸作用があったりしており、
何かしらの殺菌効果があると言います。
そういう事もあり、「虫歯」においても使えるとも書かれており、
有事の際にはいろいろ使えると思います。(正露丸糖衣Aはダメ)


そして最後に、私がオススメしたいのは、
「リンデロン」ですね。

これは病院からもらう事が多いと思いますが、皮膚病や肌荒れにはとても効果が高いと思います。

私も昔はよく使っていましたが、湿疹や手荒れなどにはとても効果があり、
助かった事がありました。

このリンデロン軟膏は、皮膚のトラブル全般に使う事が出来、
災害の時のストレスでは「免疫機能」や「肝臓における皮膚の保湿」が十分に行われない事があり、

指や首、背中などに湿疹が出来やくなると言います。

オロナインで保湿したりするのも良いのですが、ひどくなってくるとそこから化膿して広がってしまう可能性もあり、

「リンデロン」でちゃんと抑えた方が良いと思われます。
しかし、この薬。アトピー性の皮膚炎などでも使われることもあり、

「医師」の処方箋がないと手に入らない薬になっています。

という事もあり、知り合いから貰うか、
似たような成分の市販薬が売っているので、そちらを購入しておくと良いと思います。


◇手指消毒に関しての話しとコロナ禍


災害などで家が崩壊したり、外での生活が長くなると、
多くの人が不衛生な状態がつづくので、「疫病」が流行ると言われています。

どれくらい長い間復興されないかにもよるのですが、福島の大地震の復興もまだ終わっていない事もあり、

一度災害をくらったら復興は難しいと考えた方が良いかもしれません。

そうなって来ると、必要になって来るのが「消毒」になるのですが、
「コロナ禍」では、この「消毒液」が飛ぶように売れたと言いますよね。

連日売り切れ状態が続き、朝7時には薬局で大行列が出来ているのを見る事がありました。

これによって殴り合いや口喧嘩などの争いごとも多かったのですが、

実は「消毒液」とは、「菌」が出す「毒素」を消す効果があるだけであり、
『菌』自体を殺すものでは無いという話しを知っている人は少ないと思います。


それもそのはずで、医療業界の人間では「消毒」と「滅菌」という勉強をしっかり行うのですが、現代はテレビやネットが情報源になっているので、

こういった話を知らないと言うのがあると思います。

実際に「菌を殺す」作用があるのは、この「ポピドンヨード」と呼ばれるものの方であり、

「消毒液」は気分程度にしか効かないと言われていますね。
特に「コロナ禍」では、「消毒液」は売れ切れて争いがあちこちで起きていましたが、

この「ポピドンヨード」は大量にあまっており、知っている人は思わずニヤけてしまったと思います。

この「ポピドンヨード」や「ヨードチンキ」というのは、結構オペ室(手術室)でも使われているものでして、

お腹を切る時や、手足を切開する時に使われるのが、この「ポピドンヨード」になります。

基本的に手術とは、体にダメージを与える行為であり、
傷口から菌が入って亡くなるケースが、昔は多かったのだそうですね。

手術は成功したけれど、実際には感染症で亡くなる人が昔は多く、
そういった事もあり、オペ室では、しっかりした「殺菌」や「滅菌」を重視した考え方を持っています。


これは手術室や心臓カテーテル室でもよく見られる光景なのですが、
手洗いは普通、アルコールではなく、「ポピドンヨード」で行うのが基本になっています。

つまり医療現場の人間は、「消毒液」に効果が無い事を良く知っており、
企業が物を売る目的で付けた「除菌」のフレーズに否定的な人が多いと私は感じます。


実際には「アルコール」には除菌効果が無いにも関わらず、
こういったものを押し出す企業は、分かってないと言う人もいますね。

とはいえ、消毒用アルコールは菌を殺すことは無いのですが、
毒消しにはとても良いものですので、消毒液は持っておいた方が良いと思います。

ただ、それと一緒に「ポピドンヨード」(うがい薬)も持っておいた方が良く、変な疫病や病いが流行った時は、こちらを使って手を洗った方が良いと思います。


◇おわりに

被災時に薬を持つ事をオススメしましたが、本来は使わないで対処するのが最強ですね。

例えばドクダミを使って「葉っぱ治療」をしたり、ヨモギをすりつぶして傷口に当てて置いたりすることが良いのですが、

そういった知識を教えてくれる所が日本ではほぼないので、薬を使った方がよいかなと思います。

また、「便秘」のお話をしましたが、災害時ではトイレットペーパーはよく使うので持っておいた方が良いかもしれません。

山道具屋(ワイルドワン)にこういったトイレットペーパーを吊るすものが売っているので、こういうのがあっても良いかと思います。

日本人は特に衛生環境のレベルが高く、きれい好きな人が多いので、
お尻が拭けない状況になると、かなりメンタルを落とすと言いますよね。

昭和世代では、葉っぱや水で流すことも多かったのですが、
現代人は衛生的な生活に慣れてしまい、むしろ無いとメンタルをやられてしまうので、

トイレットペーパーを使う事に気をつかった方が良いという話しがあるようです。

いくら携帯トイレがあったとしても、気軽に紙が使えないのでは、ストレスになります。

なので、こういった山道具もあるので、検討してみてください^^


今日はここまでになります(^^)
それでは、また。

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