食べられる野草の話し!?戦時下ではこういった生活になる・・・
今後、日本が戦争に巻き込まれる事は避けられないと言います。
西側のアメリカイギリスと、東側のロシア中国が戦争状態に入る可能性があり、ましてイスラエルがパレスチナと戦争をしているため、
この火種がよそに飛び火する可能性があると言われています。
そういった事からも、戦時下での生活というのをこれからお話ししたいのですが、太平洋戦争(大東亜戦争)の時の話しはすこし脚色されて伝えられていると言いますよね。
当時は農家をやっている人が多く、都会はめちゃくちゃに爆撃されていましたが、関東でも栃木や茨城ではほとんど生活に苦しむ事がなく、
落ち着いて生活していたようです。
そういう事もあり、当時の生活様式の話しとはほとんどあてにならず、
知っている人から知識を得る必要があるのです。
戦時下というと、何も食べる事が出来ず、サツマイモばかり食べているイメージがあると思いますが、
実際には買えないだけで、市場にはいろいろな食べ物が出回っていたと言います。
ただ、値段が高騰してしまって買えなくなっただけであり、
買おうと思えばいろいろ買えた時代なのだと言いますね。
あまりにも物価が上がり過ぎてしまっていて、生活するためには食費を大幅に抑える必要があるのが戦時下の生活なのだと言います。
例えば「醤油」は今は1L 200円~300円くらいで買えると思いますが、戦時下では5倍くらいまで値段があがると言います。
つまり醤油1本、1500円まで上がるらしく、
米でさえ、10kgで6000円などと高騰し、それゆえに苦しくなるという状況があるのだと言います。
野菜全体が高騰してしまっているため、良い女房というのは「野草」を摘んできて食事として出す事が求められる時代になっていて、
この「野草生活」が出来ない人は、とてもヒモジイ生活を強いられる事になると言うのです。
ただ、一番安くて手軽な物が「芋」なのは間違いないのですが、
これも農家さんから買った場合であり、現代のようにスーパーという場所で買うと相当値段があがる事が予想されるようです。
と、いうこともあり、私が実際に生活してみて良かった野草を紹介したいと思います。
まずはこちら「ノビル」ですね。
これは河原や道路の脇道に生えている事が多く、一回採ってしまうと無くなってしまいますが、翌年には増えているので、あちこちで取って食べる事が出来ます。
ノビルは炒めたり、天ぷらにするとおいしいのですが、あえ物として出す所が多いようですね。
私はネギの代わりに炒めて食べていて、それ以外は炭水化物を中心に食べて生活しています。
基本的に、戦時下や食糧難を有利に過ごす生活とは「炭水化物」を多く摂る生活でして、
昔の日本では、漬物以外は白米を3杯食べて生活していた事もあったと言います。(江戸時代より前の話し)
それくらい炭水化物中心の生活で良く、今は「タンパク質を多く摂れ!」と宣伝しているので、わざとじゃないか?とも言われているようですね。(国民を困らせるため)
ノビルというのは、ある所には集中して生えている事がおおく、
採ろうと思えば二袋は簡単に取れます。
これは田舎だから取れるのではなく、私の住んでいる所は、ほとんど住宅街なので、それでもこれくらい採れるのです。
ノビルは球根の部分だけでなく、葉っぱの部分も美味しいので、
炒め物としてはかなり優秀ですね。
次にオススメの野草がこれ。
やはり「フキ」ですね。
これは、多年草なので「春夏秋冬」いつでも取れるのでオススメです。
葉っぱの部分は状態が良ければ食べやすいのですが、「フキ」の葉っぱは虫が付いている事が多く、ハサミでクキだけ食べるのもありかと思います。
昔の人だったら、虫が付いていても食べたと思いますが、
現代では生活自体が衛生的になっている事もあり、無理してイヤイヤ食べるくらいなら、葉っぱを捨ててクキだけ食べるのもありだと思います。
フキはこのようにお尻のような形をしており、木の陰や塀の陰に生えている事が多いです。
常にハサミを持ち歩き、切って持ち帰るととても経済的で良いですね。
フキの料理といえば、やはり「煮物」や「つくだ煮」であり、
売っているものと、野草で取ったものは同じなので、オススメです。
自分で取るのが苦手な人は八百屋で買ったりすると良いと思いますが、
自分でとっても味は全く変わらないので、買い物の帰りに取っていくくらいが良いと思います。
野草の良い所は、材料費がゼロになる所でして、
この食費を浮かせられるかが、「戦時下」では大きな分かれ目になると言います。
そして次にオススメな野草がこれ。
「ぎしぎし」ですね。
これは春先から秋くらいまで採る事が出来、触感もシャキシャキして食べやすいのでお勧めです。
ギシギシはこのように、川辺や空き地に生えている事が多く、
見た段階ですぐに分かるものなので取りやすいと思います。
普通は「おひたし」として食べる事が多いようですが、
私はキャベツやホウレンソウのように、チャーハンやパスタに入れたり、
サラダとして食べる事が多いですね。
ギシギシは食感も良いし、食べやすいので、長くつけたり煮込むのはちょっともったいないと思います。
ただギシギシは気を付けなければいけない事があり、
虫も美味しい事を良く知っているので、虫が食いやすい傾向にあります。
ギシギシでもそうなのですが、基本的に若い野草を食べる事が人間には良く、
そろそろ時期が終わるかな?と言う頃には、虫が一斉にたかって食べる習性があるので、虫が食う前に取る事をオススメします。
そして次はこれ。
「菜の花」と「つくし」です。
これは大きな川が流れている土手ならば、結構取れる事が多く、
おひたしや煮物にすると相当美味しいですね。
春の2月と3月にしか取れないのが難点ですが、
野草の中では一番おいしいのではないかと思います。
ただ、菜の花は黄色い花が咲いたらもう食べられない(固い)ので、まだ育ち始めを取るのがオススメです。
不思議と菜の花は、もう食べごろで無くなるとクキを折る事が出来ず、
食べるのに適した時には、ちょっと横に折るだけでもポッキリ折れるので、
このポッキリ折れる頃に食べるのが一番良いと思います。
この二つは春であれば結構長く採れるのでオススメですね。
やはり「おひたし」にするのが美味しく、適度な旨味もあって、ごはんに良く合うと思います。
時期で取れる野草といえば、もう一つがこれ。
タケノコですね。
竹の種類によって取れる時期が違うのですが、ウチの近くに生えている竹は、6月になるとタケノコが出始めて、あちこちで取れます。
これは河原に竹が生えている場所で取れる事が多く、
人の家に生えている竹は取ったら揉めるのでやめましょう。
川口の空き地でも竹林を見かける事が多く、そういった誰も所有していない土地であれば、時期になればとれると思います。
タケノコは、筑前煮にしても美味しいのですが、
私はきんぴらごぼうのように、ごま油で炒めて食べています。
人によって食べ方が違うと思いますが、私は料理が苦手なので、何でも炒めて食べてしまう癖がありますね(笑)
さて、他にオススメな野草というと、
やはり「ヤブガラシ」は覚えておいた方が良いと思います。
葉っぱが5つに分かれているのが特徴で、鉄道の柵や塀、繁みなどに生えています。
ヤブガラシは若くて柔らかいものを手で触って探し、葉っぱの部分だけとって食べる事がオススメなのですが、
これ、かなりの量が取れるんです。
ヤブガラシと言うだけあって、藪の植物を枯らすためにその名が付いたと言いますが、繁殖力がとても高くて、あちこちに生えているのですね。
これは春先から冬の少し前でも採れるので、覚えておくとかなり安定して生活できると思います。
ヤブガラシは味と言うものがほとんど無いので、美味しくは無いのですが、
その分、量が取れるのでカサ増しにはオススメですね。
これもホウレンソウや小松菜と同じ感覚で食べる事が多く、
油揚げなどと痛めて食べていたりします。
まだまだ食べられる野草があるのですが、今日はここまでにしますね。
日常的には「ギシギシ」や「ノビル」、「ヤブガラシ」を採って食べる事が良く、
季節によっては、「菜の花」や「つくし」、「たけのこ」が取れるので、
その時期は集中して、それだけでも生活できると思います。
戦時下では、基本的に「炭水化物」を中心に生活することが良く、
野草+ごはん+味噌汁だけあれば、かなり安く生活できると思います。
特にご飯も値段が高騰するのですが、おそらく当時の戦時下と同じように「ヒエ」や「あわ」といった物だけ値段が下がるような変な値動きをする可能性があり、
「もち麦」や「押し麦」などは、値段がそこまで上がらないかもしれません。
結局、戦争で何がしたいかというと、権力者や為政者が自分達は豊かな生活をして、国民を貧しくする事が目的であり、
そのために、みじめだと感じるものの値段をわざと下げてくる可能性があるわけです。
特に私の祖母もそうなのですが、「玄米は貧乏人が食うもので、私は死んでも食べない!!」と良く言っている通り、
これを聞くとやはり一般人にイメージ付けをして差別化していて、みじめ→玄米と誘導しているがよく分かります。
つまりこういったみじめと思えるものを好きになれば、楽しく安く生活出来ることになるわけで、
知ってると戦時下も意外と楽しめると言います。
そういう事もあり、「野草」と「玄米」「麦めし」に今から慣れておく事が良く、
いきなり値段の高騰が始まったら、吐くくらいストレスを感じるので、やっておいて損は無いと思います。
今日は以上になります。
それでは、また(*^^*)
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