顧客との話題作り

小生が得意先係となったのは銀行に入社して三年目の20歳の春の事だ
午前中は会社3社の集金
前日分の入金を預かると同時に前日に依頼されていた現金を届ける仕事だ
銀行口座を財布代わりにしているのだ
自分の会社の金庫でやって欲しい
不正防止もあったのか
簡単な作業につき、10分もあれば終わる
何も発展的な事は無いのでサッサと帰りたい
でも、それからが長い
お茶が出てくる
夏は冷たいジュースだ
ありがたい
でも、出されるのは、経理部長の机の側だ
そこへ行き挨拶とお話しだ
経理部長から喋ってもらえると助かるが
大体、経理部長ともなると無口の人が多い
それに、子供以下の年齢と話すのだから部長も何を話せばと思っていたのではと、今思う
当然、小生より切り出す
まず、天気
次に昨日のニュース
朝、新規で読んだ記事
一つ一つについて、感想とか膨らませる技術❓は持ち合わせていない
20歳で2年前まで高校生だ
当然ではあるが、◯◯銀行の代表だ
とにかく、捻り出す
これが、毎日
苦痛である
しかし、このトレーニング❓が良かった
前述の身だしなみにより、初対面でも会ってくれ、退職金を預けたり、県警本部長というお偉さんでも毎月のように定期預金をしてくれた
この絞り出すトレーニングは人それぞれだ
なので、こんなトレーニングがいいとは言えない
しかし、イメージトレーニングは大事だ
何となく行って、喋っていてはダメだ
パターンを作る事も1つの選択肢だ
相手をよく知り、相手が乗ってくる話題に誘導する
相手との共通点を見つける事も大事だ
自分が嫌だなあと思っていると、そのまま感情が伝わってしまう
こんな色々な経験が後に、法人新規の獲得に役立つ
これは後日

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