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豊かな山を次の世代に残すきっかけ作り

木材が最終消費者の手に届くまでには多くの登場人物がでてくる。家を建てる場合を考えれば、森林所有者、素材生産者(森林所有者からの依頼を受けて、山の木の伐採、維持管理等をおこなう方々)、原木市場、製材工場、木材販売事業者、プレカット工場、建築事業者(工務店など)を経て最終消費者の家が建てられるといった具合だ。


仕事として携わっているものの、分業化が進んでいる業界だけに、自分たちの領域以外のことは実はよくわかっていないことが多いように思う。それは当社も然り。

当社は、近くの山から伐りだしてきた唐松(カラマツ)の丸太を仕入れて、集成材を製造・加工し、現場で建てるところまでを事業としている。比較的広範囲に渡って業務をおこなっているだけに、森林所有者から最終消費者までの距離を縮める行動を当社はとりやすい立ち位置なのではないか。

当社が当社の視点で、日本の森林が置かれているリアルな現状を情報発信すれば、豊かな山を次の世代に残す何かしらのきっかけになるかもしれない。

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