キスカレと私①


前回の記事で、キスカレにはエモい話がたくさんあると言いました。

今回はKISSick-SCARLETの結成〜2013年頃について話していこうかなと思います。


KISSick-SCARLETになるまで

元々、大淵翼くんと城岡拓真くんが組んでいた『KISSick(キスシック)』というグループは、アウトブルーの『君と堕ちる』という曲のライブ演出で生まれたユニットでした。
こちらの演出は京屋貴之くん自らが担当。
小さい頃に天使に助けてもらった少年が、その天使に恋をするという、なんとも京屋貴之くんらしさがあふれるものです。
その少年役を大淵くんが、天使役を城岡くんがやっていました。


一方、緋田蓮くんと佐々木紅晴くんが組んでいたのは『SCARLET(スカーレット)』というユニットです。
二人はØmniaのライブでバックダンサーをやっていたときに出会い、意気投合しました。
ライブのMCでヘルプとしてステージにいた二人に、英大輝くんが『ふたりでコンビ組めばいいよ。名前に“赤”が入ってるからスカーレットなんてどう?』と突っ込んだのが由来で、『SCARLET』を結成したようです。


のちに緋田くんが、チャレンジSHOW年!という番組で、大淵くんと城岡くんのことを気に入ります。
その勢いで『一緒にやろうぜ』と緋田くんから誘ったようです。
2010年頃だったと本人たちがいつかの雑誌で語っていました。

『KISSick-SCARLET(キススカーレット)』というグループ名は、2つのグループ名をくっつけただけですが、大淵くんや城岡くんは『どっちのグループも他人からもらった大事な名前だし、消したくなかった』と言っていますが、緋田くんや佐々木くんは『新しく名前を考えるのはダルかっただけ』と言っています。


ただ、『KISSick(キスシック)』と読んでいたのが、『KISSick(キス)』に省略されているのは、読みにくかったかららしいです。
なんとも、キスカレらしいですよね。性格が出ています。


ちょっとヤンチャで生意気なアイドル

そんなKISSick-SCARLETがデビューしたのは2011年の12月7日。
デビューシングルは『Baby Kiss』でした。
このとき、メンバーは平均年齢15.2歳。
佐々木くんは高校受験の勉強をしながらのデビューでした。
ちょっと小生意気な歌詞と、メンバーひとりひとりのソロパートでの投げキッスが話題となりました!
現在でもライブでは盛り上がる曲です。


音楽番組のトークやバラエティ番組などでは、様々なヤンチャエピソードが今までのSail.onのアイドルとしては目新しく、また、全員お顔が爆イケだったこともあり、とても人気でした。


加速する人気とファンネーム“キスカノ”の誕生!

2012年の夏には初の単独ライブを大成功に収めています。
大淵くんが『ここにいる全員が俺らのことを好きな人しかいないんだよ?』とMCで話していたのがとても印象的です。


また、オーラスで緋田くんがKISSick-SCARLETの略称が『キスカレ』であることに触れて、『俺らが“カレ(彼氏)”なら、ファンは“カノ(彼女)”だよね』と言ったのがきっかけで、ファンネームが『キスカノ』になったのは有名な話ですね。
キスカノの間では、未だにオーラスの日であった7月16日を『カレカノ記念日』と呼ぶ風習(?)があります笑


2013年には初のアルバム『彼女』をリリース。
のちにLi*aMとなるリリーちゃん、いろはちゃん、あこちゃん、みのりちゃんと共演。
Li*aM、キスカレ合わせても当時平均15.6歳ながらも色気だらけのMVが話題でした。(キスカレのみだと平均16.5歳、Li*aMのみだと平均14.6歳です)
アルバムを引っさげた初のライブツアー『LOVE and BREAK』もとても最高でした。


もちろん、この頃の私はもうKISSick-SCARLETの虜です。
部屋の壁には京屋くんと同じくらい、緋田くんの写真で埋まり始めていました。


私はツアーのラスト、4人で新曲『マイレディ』を発表したときの、次はどんなことをしてやろうか、とイタズラに満ちた楽しそうな顔が忘れられません。


このとき、キスカレと、キスカノにとっての悪魔のような出来事がやってくるなんて、きっと誰にも想像できませんでした。


今回はここまでにします!
お読みいただき、ありがとうございました。

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