「はぐれ射手座」

この前の土曜は久々に映画館で映画をみた。maverick sagittarius (字幕では「はぐれ射手座」)と言う単語が引っかかった。その映画を最初にみた当時は気にも留めなかった。家に帰って、あれはなんだろうと思って調べると造語のようで、その単語では出てこなかった。maverickは一匹狼、異端者などの意味らしい。

ちなみにストーリーでは、忘れられない恋相手と「はぐれた」文脈で使われている。占星術的にも射手座をはぐれ者としても解釈できるので、特定の人物との行運的な「はぐれ」と推命的な「はぐれやすさ」の意味合いだと言える。二重にはぐれている。そんな射手座。

良いな、はぐれ射手座って。なんか、はぐれ刑事ってドラマなかったっけ?と思ってインターネットで調べると、やはりあった。Wikipediaによると、正しくは「はぐれ刑事純情派」だった。「さすらい刑事」や「はみだし刑事」というシリーズもあったらしい。どれも良い。どれも良いがやっぱり「はぐれ刑事」がいちばん良い。

自分の太陽星座は蟹座だけど月星座は射手座なので、私は射手座の要素が入っていると西洋占星術では言うことができる。私は素直なので射手座の自覚がある。でも、表向きにはやはり蟹座。射手座の「はぐれ」要素をつけて「はぐれ蟹座」が良いな。ちなみに射手座は星座の中で三番目に好き。

自分のホロスコープは、パッと見てあまり面白くない。面白くないと言うのは、極端な感じがしないというようなニュアンスだけど。特筆すべき点としては、太陽と火星とASCが蟹座にあることくらい。ある星座に複数の天体が集中していることをステリウムと言う。私は散らばってる方。他人のホロスコープでそれを見ると興奮する。見ても良いよと言う人は連絡をください。誕生日と生まれた時間を教えてくれたら見ます。

私の場合、色んなジャンルの趣味の中でも占いはちょっと違う場所にある。文学、映画、音楽、美術などはその中でもこれが好き、と言う好みがはっきりある。だから全部に興味があるわけじゃない。だけど、占いは全体的に興味がある。まだぼんやりとしか見えてないからかもしれない。占星術もタロットも、四柱推命も。

お風呂でスマホをいじってると、好きな哲学者がスペースをしていたので前口上だけちょっと聞いた。その哲学者の好きなところは色々あるけれど、占い(その多くはしいたけ占いだけど)について言及しているところが好き。彼も射手座。射手座はどうこう言われていて、当たっているというようなことをツイートしているから注目し甲斐がある。

その哲学者がスペースを開いているのは理由があって、今日誕生日だかららしい。45歳。45歳まで30代を引きずっていた、と言っていた。その人が自分を何歳に感じるのって興味深い。自分は25歳という数字の広がり方にまだ馴れない。24くらいに収まっていたい感じがする。45歳になったらどんなだろう。

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