変わらないものも確かにあったよね

久々な友達、何人かと会ってきた。
大学生になってから久しぶりの子もいてドキドキしたんだけど、あの時の続きのように話が盛り上がった。あ〜友達っていいな〜という感覚。

私は、どうも“仲良くし続ける”みたいなことが苦手みたいで、学校にいる間とか繋がりがあると仲良くできるんだけども、
卒業 とかそういったタイミングが過ぎると、なかなか周りに人が残らない。そんな感じがする。

だからこそ、久しぶりに会って、楽しいと思えたことが何よりも嬉しかった。

会ったうちのひとりに、
あの頃と変わってなくて安心した、
久しぶりに会うと話が合わなくなる子もいるから、
という話をされた。凄くわかる。

同じものを好きで、それで繋がっていたはずなのに、久しぶりに会ったら“それ”の話をするどころか、半分馬鹿にされてしまったこともある。
まだそんなもの好きなの？みたいな態度取られたこと、ずっと覚えてる。
彼女もそうだったのかな。

だから変わらず話が出来るって素敵なことだなと思う、そうなんだけど。

私自身は、本当にあの頃と変わっていないのかな〜とふと思って。

変わってはいるんだよね、中学生の幼かったころよりも人に意見を強く言うようになったし、
理屈っぽくなった気もするし、
見た目も年相応に気にするようになったし。

だから、｢あの頃と何も変わっていない｣は嘘。

でもそれと同時に思ったのは、
彼女の、

人の気持ちに寄り添うところ、
私が何か食べてるところを可愛いねって言ってくれるところ、
話を否定せずに聞いてくれるところ、
嫌味の無い自虐で笑わせてくれるところ、

他にももっとあるけれど、

本質的なところは何も変わっていなくて。

そういった部分を見つけると嬉しくなるし、
あの頃と変わらない関係性で、
今でも彼女は私を受け入れてくれる友達。

ばいばい！した後の背中を見送って、
これからも変わらず友達でいてくれるんだろうなという、そんな気持ちになった日でした。