不正のトライアングルについて

前回の記事の最後の方に、
不正のトライアングルについて書くって
書いちゃったので、有言実行します。

不正のトライアングルとは、
簡単に言うと、
人が不正行為を働くのは
3つの条件が揃った時だ、
と言うものです。

3つの条件とは、
動機、機会、正当化です。

動機とは、どうしてその不正を
働こうと思ったのか。

認知されることが大切です。

無意識で不正をしていても、
後で明るみに出たら、
認知はされます。

例えば、校則を守るのは
めんどくさいですよね。
これが、動機になります。

機会とは、不正が働ける
条件なのかどうか。
監視や懲罰の厳しさが、
機会につながります。

例えば、校則を破ったら、
反省文を書かされますよね。
逆に言えば、反省文で済まされますよね。
これが機会です。
反省文くらいいいや、と思ったら
機会になるわけです。

正当化とは、不正をした後の
言い訳と考えるとわかりやすいです。
自分の行為を正当化するので、
よく動機と間違えられます。

例えば、校則を破った時、
○○さんもしていたから!
みんなしているから!
と言い訳することができます。

これが不正のトライアングルの三要素です。

さて、ここからが重要なのですが、

生徒会規約に、不正のトライアングルを
直接当てはめることはできません。

生徒会規約は、不正ではなく、
形骸化しているからです。

よって、形骸化の場合を
考える必要があります。

まあ既に考えられているんですけどね。

その研究によると、
動機と機会は、完全に取り除くことが
できないそうです。

まあ規約がめんどくさいものである以上、
動機は必ず存在しますし、
どれだけ監視が厳しくても、
バレなければ大丈夫なので。

ただ、正当化は取り除くことができます。

正当化は、要するに言い訳なので、
言い訳できない規約を作れば良いのです。

まあ簡単ではないのですが。

正当化できない規約とは何か。

思考放棄かもしれませんが、
ゆるい規約を作れば、
みんな守れると思います。

言い訳できないくらいゆるい規約なら、
形骸化することはないでしょう。

意識しなくても守れるのですから。

ただ、それでは良い規約とは
言えないので、なんとかしましょう。

規約は、主に2つに分けられます。

権利の枷と、権利の許可です。

枷は、強制するもの。
〜してはならない、〜しなくてはならない

許可は、そのままですね。
〜することができる、〜しなくてもよい

どちらが守りやすいでしょうか。

たぶん許可の方だと思うんですけどねぇ。

ちなみに、校則と規約では、
校則のほうが枷が多いと思います。

だからみんな反発するんですよね。

「権利の許可があるのはおかしい!
 規約を厳しくしろ!」
なんて聞きませんからね。

動機、機会も、
減らす努力は必要です。

監視機関を設置したり、
めんどくさくないよーと洗脳したり。

方法はいくらでもあります。

まあ不正のトライアングルについては
こんなもんですかね。

終わりに

今、学生団体を立ち上げようとしています。

まだ何も決まってませんが、
生徒会に関する団体なのは確かです。

メンバー募集中です。

ある程度集まったら、立ち上げようかと
思っています。

どうなるかな。
絶対面白いと思うんだけどな。

この辺で終わりますか。

またね。

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