第39回 これから登山・キャンプデビューする人へ

おはこんにちばんは。

今回は昨今大ブームになっているキャンプについてのお話です。
特にこれからキャンプや登山を始めようという方、最近はじめたばかりの方は必見の内容となります。

キャンプをテーマにしたアニメやYouTube動画などの影響で、数年前から徐々に人気が高まり、さらにコロナの影響で屋内に集まれないということもあって、キャンプ人口が急激に増えているという状況。
僕は西湖の周りを毎日走っているので、西湖のキャンプ場の様子も観察していますが、やっぱり多い。

僕は趣味が山なわけですが、よく「林さんもキャンプやるんですか?」って聞かれるんですね。で、「やります」と答えるわけですが…。
最近このことについて思うのが、僕がやるキャンプと、最近流行りのいわゆるオートキャンプでは、全く別物なんですよね。
僕の場合、山に登って標高2,000mとか2,500mのキャンプ場でテント張って、次の日さらに進むという感じで、キャンプはあくまで手段なんですね。

一方、今流行っているいわゆるオートキャンプは、キャンプ自体が目的になっていることがほとんどで、大きなテントやBBQコンロやリラックスチェアなんかを並べてくつろいでいたりするわけですが、ここからが本題です。

これからキャンプを始める人や、最近登山をはじめた人はここの違いをしっかり理解した方が良いという話です。つまり、自分が何を目的とするかによって、同じ”キャンプ”道具でも選ぶべき道具が全然違うわけです。

例えばオートキャンプが目的の人は雑誌のGO OUTやBEPALなんかに載ってるような、カッコいいキャンプ道具やお洒落な服装で身を固めていたりしますが、仮にその装備で山登りに行ったとすると、重いし荷物は嵩張るし、汗かいた服は冷えて寒くなったりと、なかなかのハードモードになる可能性が高い。
登山が目的なのであれば、できるだけ軽くて汎用性の高いギアを選ぶ必要があります。じゃないと場合によっては命に関わる事態になるか、ネガティブな思い出として残ってしまいかねない。
同じ”キャンプ”というカテゴリーでも、道具によってまるで使用目的が違うんですね。

なのでこれから登山やキャンプを始める方、アイテムを買い足そうとしている方は、目的を明確にした上で、専門店の店員さんやベテランの人に話を聞いて、道具を買うことをおすすめします。
くれぐれも雑誌とかネットだけ見て一人で判断しないようにしましょう!

それではまた!

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