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可愛いドラピオンには「ふうせん」を持たせよ


 どうも しゃるです。
 みなさんロストしてますorされてますか? 久しぶりの拡張パックということで、新たな戦術通称「ロストギミック」を使ったデッキが環境に入ってきましたね。研究も盛んに行われているようで、今後の展開にも期待したいところです。

 「ロスト」関連についてもたくさん書きたいと思うところはあるのですが、今回はタイトルにもあるように「ドラピオンV」そして「ドラピオンVSTAR」この2枚について、良い点 悪い点、使用デッキ、何回か使ってみての感想、使い勝手についてを紹介したいと思います。推しポケモンがなかなか尖った面白い性能で来てくれたので、うまく使えるといいなぐらいに思っていたのですが、それなりに良い答えが出たので記事にしました。

 タイトルは本家ポケットモンスターでのドラピオンの持ち物を「ふうせん」にすると、唯一のタイプ弱点であるじめんタイプからの攻撃を一時的に無効化できることからです。
 (カードのほうでは持たせても、弱点は消えませんしVまでしか逃げ0にできないので注意)



「いちげき」は許してもらってもいいと思うの


 先に補足しておくと、以前からいるドラピオンVもこっちの特性が効かない相手には使えないこともなく、ドラピオンをメインにしてデッキを組むときに、数枚Vを採用する際一枚入れてもいいかなぐらいです。

 新しい方のドラピオンVの性能のほうは、一目で分かるようにミュウVMAXデッキに対してのメタカードです。一応「れんげき」「いちげき」のポケモンの数にも対応していますが、「フュージョン」をたくさん並べるミュウVMAXデッキに比べると、それらの対面で出すことはほとんどありません。(パルキアのれんげきメッソンも2〜3枚にされるとエネルギーが必要になります。)
 それでもミュウVMAXを特性込みでワンパンできるのは、長年ミュウ対策に悩んできたデッキの救世主であるのは間違いありません。ムゲンダイナVMAXに対するガラルサンダーVと同じで、存在自体が抑止力になっていますね。
 ワザのデメリット、スタートポケモンにしたくはない等、基本はミュウVMAXに対して奇襲できるように使うのが一般的でそれ以上の仕事は難しいと言えます。(ゲノセクトVもワンパンかと思えば、オドリドリ込みだと20耐えられるので、気をつけましょう)




 VSTARまでもらえるなんて思わなかった


 HPはVSTAR平均の270、ワザが1つで基本ダメージが250とベルト込みで280が出せるので、現在主流のHP280ラインを自前で見られます。これだけならメインで使えないこともなさそうだったのですが、「250−」と書かれているように、ダメカンの数に応じて威力が下がる効果を持っているので、安定して250ダメージを出すことができません。メインにしようとすると、先殴りされたり、ちょっとダメカンを置かれたりするだけでもプランを崩されてしまうので、アタッカーとしてはとても使いにくいです。ワザを使ったあとに一回耐えたとしても2回目のワザの威力に期待できないのも残念なところです。

 その実このポケモンの真価はVSTARパワーにあります。「ハザードスター」はバトル場の相手ポケモンをどくとマヒの特殊状態にする効果です。

元になってるのはおそらく下ワザ

 

 特性による効果なので、フュージョンエネルギーが付いたポケモン以外には通ること、(たぶん)
対戦中一回限りとは言え、マヒという強力な特殊状態にワザを使わずすることができることが利点です。

 解除のためには自分の番でバトル場から離れなければ直せないので、対策できなければほぼ確実に1ターンのアドバンテージを得られます。その分ワザで使えるポケモンの条件(エネルギー、サイド差)が厳しかったり、コイントスのオモテを要求されたりするなど、マヒにする難易度と、使うときは工夫が必要とされています。


 話を「ハザードスター」に戻すと、「あいてのバトルポケモンをどくとマヒにする このどくで乗せるダメカンは3個になる」と書いてあります。
 つまり、相手が特殊状態を解除できなかった場合、自分相手両ターンの終わりにポケモンチェックでそれぞれダメカン3個が乗り、合計で60ダメージを受けることになります。ドラピオンVSTARはこの点を活かしてデッキに組み込むことかできます。



 では、そんなドラピオンに相性のいいカードとは? ということで現在僕がメインで使っているデッキの1つを紹介しようと思います。(半分くらいは今回note書きたかった理由です)


カイリキーVMAXwithドラピオンVSTRA


 もともとカイリキーVMAXには2エネワザの「リベンジバスター」があり、条件付きですか220ダメージを出せます。
 パルキアをはじめとするHP280ラインに対して、「ハザードスター → リベンジバスター → ポケモンチェック → 相手の番」と返すと、マヒの状態のVSTRAポケモンを何かしらの手段で入れ替えなければ、何もさせないまま2回目のポケモンチェックできぜつさせることができます。最近だとギラティナも見れます。(手札干渉も合わせられるとなお成功率は高いです)

 さらにもともとカイリキーはミュウに対しての回答を持たず切っていたのですが、ドラピオンVを採用することによってある程度の答えを得ることもできました。(つりざお、メタモンVで使い回せるようにしています。)
 最近はミュウの絶対数は減っているように感じるのでそこまで意識はしないでもと思うのですが、VもVSTARも役割が持てて無駄なく採用できているので、デッキの形として充分に満足しています。
 地味ですが、ドラピオンVの「ダイナミックテール」のデメリットのダメージ60も、カイリキーVMAXのワザに必要な条件へのプラスに変換できるのは推しポイントです。


 何回か対戦で使ってみての感想になるのですが、ミュウに対して出せるのは強い点で間違いないのですが、ミュウ側が「ロストシティ」でドラピオンをロストしてくると、それ以降押しきれないので、先んじてサイドを3枚以上取れて、トドメにドラピオンが出せるといいかなと感じました。
 また、ベンチにドラピオンVを置いた時点で「れんげき いちげき フュージョン」がいない場合それだけで警戒されるので、ドラピオンを置くタイミングといかにして隠し通すかも大事になりました。メタモンVの採用はカイリキーにも変化できるのと急にドラピオンVSTARによる奇襲も可能にできたので入れ得です。
 このデッキではドラピオンVSTARのVSTARパワーを使った後をどうするかという問題があるので、「崩れたスタジアム」による除去、「葉隠れポンチョ」でボスの指令から守るなどノイズになりすぎないようにしています。



 そんなわけで、ドラピオンV VSTARと使っているデッキの紹介でした。ロストバレットやレジギガスなど、非Vに対してはどうやっても不利をとります。
ただ、環境にいるVSTAR VMAXデッキとは対等ぐらいには戦えるぐらい面白いデッキになっているので、ドラピオンVの運用に悩んでいる方は是非参考にしてみてください。


 それでは、次は新しいシーズンのシティリーグが始まる頃にでも記事を書きたいですね。また








セツナビート配信組でしたが最高でした

 放クラのセトリ+シャッフル良すぎましたね。
ムゲンビートも配信チケット買わねば。

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