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天気日記20180827

月曜/晴れ

今朝、梨を食べた。

これもまた季節のうつろい。
豊水か幸水か忘れたけど、昨日直売所で父が買った。それが今年最後の分だったらしい。

朝食をすませて、駅に向かった。
電車に乗ると高校の同級生の女性がいた。

一般的には、めっちゃくちゃ美人ではない。
失礼だな。
でも、どことなく品がある。髪はきれいに整えられたボブ。白いニット生地のシャツを着ていた。

パンツは何だったか思い出せないけど(もちろんズボンのこと)、靴はコンバースのスニーカーだった。

鞄にもこだわりが感じられる。もうここまで観察するからには、お分かりかと思うが、たぶん、けっこうタイプなのだ。


しかし、問題がある。

高校時代、一度も話したことがない。
いやそれは盛りすぎた。数回、事務的なやりとりをしたことがある。

その程度なので目があっても話しかける筋合いはない。

とても気まずいのが、その電車には時々、別の男の同級生が乗ってくることがある。僕と彼はけっこう仲が良く、彼はボブの子とも仲が良い。

しかし、ボブと僕はーー。

今日も目が合ってしまった。もう28年間も接点がないのだから、けっきょく無言貫くのがお互いのためである。

たぶん、彼女はまったく意に介していないだろう。アウトオブ眼中。
しかしながら、僕はとっても意に介している。ご尊顔を拝したいがわざわざ見るのは不自然である。

恋とかそういうものではないが、惜しいとは思う。

現場からは以上です。


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