かの高橋尚子氏が「地面を見れば上り坂は気のせいだと思える」そう言っていた。小生はそれをひたむきに実行する。時に小枝に帽子を奪われることもあるが、そんなものは捨て走る。それを拾うのは後ろについてくる、めがねの役割だ。頂上は一つの景色も見えなかった。
彩夏著「文豪の身勝手」
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