私は近所のスーパーでアルバイトをしている。 生息地はレジ。主に土曜日に出現。 友人の誘いで始めたバイト。 先日の話。 「いらっしゃいませー、お預かりします。」 ピッ、ピッ、、 (ぴちゃ)(うん？？) 手元に視線を落とす。ぎょっとした。 私の手元はレバー煮の汁で水玉模様ができていた。 その日は、おろしたての真っ白い服を着ていた。 急いで腕まくりをする。 そして、カゴの中を恐る恐る覗き込む。 そこにはラップが破れたレバー煮が鎮座していた。 しかも、逆さまで。いやぁぁぁぁァァァ。
家までの帰り道。 「ビュービュー」と冷たい風が音を立てて吹いている。 寒い、寒い。 耳が真っ赤になっている。 こんな時は、温かいものに限る。 ここで質問です。皆さんは「温かいもの」と言われたら何を思い浮かべますか？ おでん？それとも、ココア？それとも、こたつ？ 私は、鍋だ。 鍋は鍋！という主張がはっきりしている。 特に私が好きなのは寄せ鍋だ。 人参は甘くて、白菜や春菊はしんなりしてて、 豆腐は熱々だから火傷しないように半分に割って 「フーフー」と冷ますけど、以外
どこか懐かしい気持ちになれる 夏の夜が好き。 子供の頃に戻ったみたいだ。 たくさんの思い出が まるでアルバムをめくるみたいに 蘇ってくる。 眠い目をこすりながら行った ラジオ体操 何故か好きだった蚊取り線香の香り 日に焼けた黒い肌 麦わら帽子 夕方の心地よい風が吹く縁側 天日干しされた服 ぐんぐん育つアサガオの成長日記 猫とお昼寝 虫取り網とカゴを持って 野原に行ったり 竿を持って川に行ったり 宿題が終わらなくて 怒られたり 夏っていいな。
