フリーランス1年目で面接に行った話
「フリーランスをしていて、不安やストレスから抜け出せない・・・」
「やっぱりバイトか就職しようかな・・・」
そんな悩みを抱えておられる方に、是非読んでいただきたいです!
こんにちは、四次元イラストレーターの西城澪です。
私もフリーランス1年目は色々な不安やストレスがあり、就職をしようとしたことがあります。
フリーランスの不安
フリーランス1年目は、とにかく先行きが不安で不安で、稼ぎも少なく、やりたいキャラデザの仕事もなかなか出来なかったのです。それで、「やっぱり就職して経験を積んでからまたフリーランスになったほうがいいのかな~」と思い、面接を受ける事にしました。
フリーランスに対する不安とストレスで、
何とかしないと! ってすごく焦っていたんです。
面接で学んだこと
就職しようと思った職種はアートディレクター。
いざ面接!
でも最初に言われたのが、転職を繰り返している履歴書を見て「会社員向いていないんじゃない?」という言葉でした。
あ~。やっぱり言われた・・・。
実は今まで長く続いても1年半くらいだったので、予想はしていたのですが少しガッカリしました。
でも、その後に落ち込んだ心を一気に吹き飛ばしてくれる、重要な一言を社長から頂くことが出来たのです。
「今就職するのは、デメリットになるんじゃない?若いし、絵が上手いから、これからまだまだやっていけると思うよ。」
この言葉を聞いたとき、泣きそうになったのを覚えています。
「え?」って思いますよね(笑)その時の私には必要な言葉だったんです。
私はただ自身が無かったことに気づきました。こうして誰かに背中を押してほしかったのだと。
「この言葉を聞くために今日ここに来たんだ!」と思うくらい励まされました。
この言葉をキッカケに、フリーランスをしていて感じていた、お金がない焦りや仕事が途切れる心配が一気に吹き飛び、「まだやれることをやりきっていない。やりきろう!」と前向きな気持ちになることが出来たのです。
社長の言葉でやる気が出た私は、面接を辞退しました。
やりきった上でダメだったらその時就職すればいいやと思いました。しかし、結局その直後(!)仕事のメールが来て変わらずフリーランスを続けています。
「だんさん」から聞いたこと
だんさんは私のコーチングをしてくださっている方なんですけど、だんさんに聞くと「企業やフリーになって、お金が無い心配からバイトしようとする話はよくある」とのこと。
だんさんのtwitter↓
大体1年経ったくらいで、就職を考える方は意外と多いみたいです。
「私だけじゃなかったんだ~」って、ちょっと安心・・・。
だんさん曰く、「バイトで週3、4日とか働いて1日7000円~8000円稼ぐより、同じ時間を10万円の商品をどう売るかに考えた方が良くない?」だそうです。
た、確かに~!!
バイトをしても本業に割く時間が無くなって、結局したいことが出来なくなる・・・。それは分かっていても、お金の不安って重くのしかかってくるんですよね・・・。
もちろん、会社勤務のイラストレーターになって経験を積み、そこからフリーランスとして独立するのは、1番堅実で売れやすい方法だと思います。
ただ、私の場合はフリーランスからの「逃げ」だったように思います。安易に就職という道を選んでしまったような。なので、これからは簡単に投げ出さないようにしようと強く決意しています。
お金の不安があっても、まず立て直しを図る・・・。これが今の私の一番良い方法だと思っています。
今でも不安が全くないわけではないけど、やるべきことを、しっかりとやればなんとかなりました!
今ではコーチもいますし、相談できる同業の友達もいます。もしイラストの仕事やそれ以外でも何か不安を抱えている方がいたら、近しい親友や恩師に相談してみるのも良い方法だと思います。
一人で考え込んで、焦って、「イラストを描いて仕事をしたい!」っていう夢をあきらめるのは勿体ないですよね!
そういえば、今フリーランスになってから3年目。私の最長記録です。
フリーランスのコツ
ここまで私の経験を読んでくださりありがとうございました!
この経験を見て、フリーランスに不安やストレスを感じておられる方が自信を持ってくだされば嬉しいです!
ここからは、私がフリーランスに対する焦りや不安に陥らないように、取っている対策についてご紹介します。
1.こまめな営業
仕事が途切れる不安に陥らないように、「今仕事があるから大丈夫」ではなくて、数か月先までスケジュールを埋め込むように心がけるようになりました。
よくTwitterなどで、「〇月以降のお仕事募集中です」というコメントと共にサンプルイラストを投稿しているのを見かけます。
このようなSNSへの投稿は効果的にやれば営業として成り立つのでオススメです。
取引先がいるなら、まず新しいサンプルイラストを描いたタイミングで送ってみます。その後狙ったお仕事がもらえなくても、思いがけない新しい分野のお仕事をもらえたりすることもあります。
何かしら積極的に行動していれば、意欲を感じ取ってくださり、お仕事をもらえる可能性も高くなるので、気になったお仕事が募集されていたら私は積極的に応募するようにしています。
2.情報収集
営業すると同時に「どんなイラストが求められているのか」という情報収集もするようにしています。
人気のゲームやイラストレーターの絵はどんなものか検索してみたり、取引先がいる場合、その人たちがどんなイラストを求めているのか聞いたりしてみます。
その求められるテイストに合わせたサンプルイラストを描けば、取引先の方も喜んでくださり、お仕事をもらえやすくなります。
また、親切な担当者さんであれば添削をしてくれることもあります。やりたい仕事ではなくても、どんな仕事でも一生懸命行って、こなしていく人はお客さんの信用に繋がるので、後々自分のしたい仕事をたくさん出来るようになるかもしれません!
私もいただけるお仕事を一つ一つ丁寧に最善を尽くして行うようにしています。
まとめ
今回は、私がフリーランス1年目で就職を考えて面接に行って、逆にフリーランスに対する前向きな言葉を社長からいただいたという経験を書かせていただきました。
面接に行ったことで逆にフリーランスとして続けていられてるなんて、なんだか可笑しいですよね。
フリーランスをしていると、お金に対する不安で将来が心配になってしまうことが数えきれないほどありましたし、きっとこれからもあります。
でも、やれることをしっかりと行っていれば、フリーランスを楽しめるようになると信じています。
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