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熱が出ないのは良いこと?体調が悪いのに熱が出ないと治りは遅くなる。熱が出る意味を知っていますか?

風邪をひいた時に熱が出るのは体を治すためです。

最近どうも、「熱はないんだけど体調が悪いんだよね〜。」という人多くないですか?

この現象がなぜ増えているかのお話をしていきたいと思います。

熱が出るのは免疫力を高めるため

風邪をひいてウイルスが体に入った時などに発熱しますが、この熱を出しているのは誰でしょう。

ウイルスが熱を出しているのでしょうか?

実際には、ウイルスに抵抗するために感染した人自身が熱を出しています

細かい話をすると、脳の中の体温を調整する場所から指令が出て熱を上げます。
熱が上がるとウイルスの力は弱められ免疫力が高まるので、熱が出ることは人間の力の素晴らしい機能ですね。

免疫力が低い人は熱が出にくい(ワクチンの副反応の時に聞いた事があるのでは?)

新型コロナのワクチンで多くの方が辛い思いをした副反応。人によって差はありますが、なかには高熱が出て苦しい思いをした人もいます。この副反応の時に専門家の方が良くおっしゃっていた話を覚えていませんか?

高齢者の人は副反応が出にくいというお話

研究班の伊藤澄信・順天堂大客員教授は「一般に、年齢とともに免疫反応は弱まるため、高齢者の副反応の割合は低いと予想していた

上記記事より抜粋

免疫力が低い人は、異物の侵入に対する抵抗力が弱くて、熱を上げるなどの反応が出にくい事がこの事からも分かると思います。

なぜ今熱が出ずに風邪症状が続くのか

発熱のメカニズムとしては、侵入した異物に対して戦う必要がある場合、それに気付いた細胞(白血球)が脳に対して伝令を送って発熱させます。

つまり、熱が出ないという事は、戦う必要がないと認識しているか、侵入に気づいていない可能性があります。

例えば喉の痛みがある場合は、喉に侵入者が暴れているのに、戦う意志をなくされてるか気付いてないという感じになります。

ということは、熱が出ていないというのは、戦っていないという事です。

そこに外敵がいるのに、お茶でも出してどうぞごくつろぎくださいと言わんばかりに侵略を許しているわけですね。

なぜ免疫力が落ちてるの?

なぜ免疫力が落ちているかはあえて想像にお任せします。どんな理由だったとしても構わないです。

ただ、免疫力が落ちている人が増えている事は体感的に感じているのではないでしょうか。

ではどうやって免疫力を高めていきましょうか。

免疫力を高めるには

白血球などの細胞は、水分のある場所を動きます。カラカラになった場所には細胞も泳いでいけないので水分が不足しないようにしましょう。カラカラの砂に埋もれて進むより、水の中を進む方が進みやすいですよね?私たちのように空気の中を動く事はできず、密度のある体の中を動いている事を意識しましょう。

一つ目は、水分不足にならないようにする事です。

付け加えると、常識的な「食事」「睡眠」「軽い運動」も当然大切です。

そして、今は新型コロナがある事も忘れられません。過去のコロナの症状を見ると、早期の重症化、味覚障害、嗅覚障害、脱毛など、亜鉛不足の時に起きる症状と似ています。亜鉛はそれ自体が免疫力との関わりもあります。食事では肉などに含まれ、特に有名なのは牡蠣でしょうか。難しい場合はサプリで摂るのも良いです。多すぎると銅の吸収を妨げるなどのデメリットもあるため注意が必要ですが、症状がある場合には少し多めに摂る必要がある時もあると思います。という事で、

二つ目は、亜鉛の摂取が良いです。

色々と免疫力を上げる方法はありますが、とりあえずこの二つをオススメします。

外敵にはしっかりと戦って自分自身を守っていきましょう。
熱が出るかどうかという話でしたが、結局は熱が出るかどうかよりちゃんと体の中で戦えているかどうかが大切となります。

それではまた。

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