寒緋桜

にび空
鬼が すわらば
花の にほひの わたり来て
赤城
もゆる日の 遠からず 知り
やぶれて
荒野の邦を もどり
雲の上
ふたたび 乗るやも
委内に しづむべくして
夢の船は
語り草と なれり

 
【鎌倉の天気】
 沖のとりが つれさりし
 温もりの おもかげたち


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