馬おい

か山の 向かふに かくるるは
黄金の 殿楼と きこえし
どやめく 蹄鉄
こえなき こえに つめられて
冥府が門
のがれた 枯がれの
もがりに ゆれる
蝋燭 千本
ひかれて つづく
墨のあとが 一筆

 
【鎌倉の天気】
 あきみつ やまのかねがね うつろいろ なみ


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