しゅにえ

神さびる春の日の子がほしとふり
うちのぼる佐保の湯だてに、鬼とぶ沙の厄はらひ
倭しうつくし ますぐにと聞こしめす聲の
み夜は深と汲みすみて 春雲の薫をわすれまじ

はれのちの藤沢にわかるる最後の日

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