葛飾北斎

ゆふつつみ さだまりぬる旅心見ゆ、白河の関
大萩ヶ山みどり野辺、夢に馳せたる草枕のことも
浮世の絵とならず、かきつけ杏花村の花ちりて
枝かかるは枯れ雲のみ、あとにおきたる墨黒し

うき舟のたれ ゆる波のしず しずしずと

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