薪猿楽

みづたまる 水戸池野辺の桜川は水きよみ
まがも浮く 葦の垣間のぞく烏合の森あり
夕とくれ 褌にうつす鬼火が業の影なりや
黒山のぼる朗月 逃げ走り隠るも 狼

賊吠向無尽欲欲 即使狼亡只遺声

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